【俺の楽器・私の愛機】1827「じゃじゃ馬ならし」

【YAMAHA FG-240】(埼玉県 MSA.masaya 51歳)

鳥丸編集長、初めまして!いつも楽しく拝見させて頂いております。
若い頃に夢中になって弾いていたギター、社会人になってしばらく遠のいていましたが、(音楽はずっと好きで、感性だけは磨いていたつもりです笑)5年ほど前、共に音楽を楽しめる仲間ができギターを再開。そして、弾き語りデュオ「MSA」を結成する事になりました。
昔の機材は残念ながら処分してしまっていたので、まずはアコースティック・ギターを手に入れないと。そこでせっかくなら自分の生まれ年に製造された物がいいな、とネットで色々調べていたら、このギターを発見。
思い起こせば、私のギターを始めたきっかけは従兄弟からのお下がり、こんな感じのYAMAHAのフォークギターで、歌本を教科書にコードを覚えたのがギターの入り口、懐かしい思い出です。
古いギターなので状態が心配でしたが、信頼のできる方から購入ができたので、ネックの状態が良く目立った傷も少ない個体で一安心。
入手して初めてジャラーンとGコードを弾いた時の印象は「爆鳴り」!決して繊細とは言えないけれども、その倍音が豊かでドンシャリなサウンドが気に入りました。
このギターを良い音で鳴らす為に色々と弾き方を工夫したり、弦やピックを色々と試して相性のいい物を探したり、と使いこなす為に工夫して苦労しましたが、その甲斐あって愛着のあるギターになりました。
ところがちょうど1年前の去年の春頃、弾いていてふと気になった多少籠った感じの音色。。。?音詰まりやネックの反りなどは確認できず原因は不明でしたが、明らかに以前とは音質が変化して違った感じに。
そこで某S楽器のリペア店舗に相談し、ナットとサドルをそのお店オススメの象牙素材に交換、すっかり擦り減ってしまっていたフレットも交換した上で全体調整をする事に。
先日、大手術の長い入院から戻ったのでワクワクしながら弾いてみたら、倍音の豊かさと鳴りの良さはそのままに、象牙素材の影響か粒立ちの良い煌びやかさが加わった華やかな音色に変化!リフレットとネックの調整により格段に弾きやすくもなり、リペアしてもらって大満足、見事に生まれ変わりました!
これからも決して手放す事は無い、大切な相棒です。
長々とありがとうございました!



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グリーンラベル、いいですねぇ。フォークソングブーム大爆発の頃でしょうか。陽水、拓郎、かぐや姫、ガロ、風、NSP、グレープ…昭和が生んだ名曲の数々が、きっとこのFG-240で奏でられてきたことでしょう。それが50年の歳月を経て、新たに組まれた弾き語りデュオの音を鳴らすってんだから、世の中は縁を紡いで回り続けているんですね。私も、一番最初に触ったギターは姉貴が放っぽったYAMAHA FG-120だったんですけど、つい最近ご近所の友人からFG-202を譲り受けるという縁があり、超絶テンションバカ上がりしました。FGを抱えると3フィンガーで「岬めぐり」を弾きたくなるのは、きっと私だけではないですよね。(BARKS 烏丸哲也)
★皆さんの楽器を紹介させてください
「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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