【俺の楽器・私の愛機】1955「小箱祭り?」

【YAMAHA SAS-II 他】(茨城県 Knj 52歳)

いつも楽しく拝見してます。1914(FenderJapan Boxer)に続き、2度目の投稿です。
中2で何となく出会った初めての1本(1914参照)の後、そこそこ弾けるようになってから好みも明確になり、中3で(昭和末期に)初めて浮気したのは、YAMAHAのSAS-IIという、あまり流行らなかったモデル。数年前にバック・トゥ・ザ・フューチャーで見た赤いのに憧れたけど、Gibsonなどは手が届かず。また自身が小柄なこともあり、学校帰りの楽器屋さんに通いつめて、ボディが小さいタイプをやっとカタログで見つけた1本。当時、店員さんには「中学生らしくない」と珍しがられながら、小さな頃から貯めてきた貯金をつぎ込んで、取り寄せてもらいました。トーンスイッチを押し込むことで、PUシングルとハムの切り替えが出来る、八方美人なヤツです。いつでも手が届くところに置いてあり、一番長い時間弾いてきたのは、こいつかな。

その後「いつか本物を」と思いつつ、なかなか手を出せないまま、途中で何度も浮気をしつつ(笑)、時は流れて30年後(平成末期)。Gibson社で箱物を専門的に製造してきた工場が閉鎖されるという噂を聞きつけ、「これを逃したらもうチャンスは来ないかも!?」と御茶ノ水の楽器屋さんで入手したのが、ギリギリMemphis製のES-339。これはES-335の構造をそのまま小ぶりにしたモデル。相変わらずアームは苦手なので気持ちが345には行かず(笑)。焦げ茶色の渋いヤツで、YAMAHAのより、音が太くて、サスティン長めな印象。これが本物の音か!!

数年後、訳あって実兄所有の楽器を何本か預かる事になり、その中に含まれてたのが、富士弦の直販店(池袋)で入手したMSA-HP。これも、フルサイズ(335タイプ)より、ほんの少しだけ小さめだけど、前述の2本よりはひと周り大きめ。それにしても、兄弟で好みが丸被り……血は争えない(笑)。
これはこれで、ものすごくマイルドな音がして、自分でも欲しいくらい。さすがMade in Japan。細部の仕上げも含めた完成度は、Gibson以上か?このまま借りパクもアリか?

更に数年後、とことん「自分好み」を考えた時に、どうしても「箱物にP90を載せた音」が聴いてみたいと思い、楽器屋街を探索して試奏したところ、かなり好みの音が!!!
そこで「339のハムをP90化」の改造計画を立てるも、セミアコだと素人にはストラトのようには簡単にはできなそう。お店に頼むとそれなりに費用がかかるのと、後戻りしづらいというリスクに躊躇してしまい……出した結論が、フルアコ330のEpiphone版と言われてるCasino。しかもCoupeというモデルなら339サイズらしい。既に製造中止で、中古でもあまり出回ってないみたいで、御茶ノ水でも見つけられず。WEBでも探しまくり、北海道の楽器屋さんがネットで販売してるのを見つけてポチリ。セミアコではなくフルアコという違いはあれ、空洞で本体が鳴る具合と、P90のツブツブ感というかジャリジャリ感のバランスが心地よい。それにしても、以前はC国製は細部の仕上げ等にあまり良い印象を持っていなかったけど、最近はクオリティが高くなってきたみたい。

という訳で、気づいたら部屋に4本も似たような箱達が。しかも、全て小さめ。ちょっと偏りすぎたかな、と反省。
でも、いつの日か、339にP90を搭載してみたい……
◆ ◆ ◆
いい話だなあ。ギター遍歴とその理由と思いが丁寧に語られているけれど、もっと掘れば、更なるこだわりやそこへの思いがたくさん噴出してきそう。生音なんて全部違うだろうし、弾き心地も様々でしょ?YAMAHA SAS-IIのヘッドがキュッと絞られているように小さいのは、ヘッド落ちのバランスの悪さをできるだけ軽減するためだよね…とか。Knjさんのギターストーリーは、もう一本Gibson ES-339を買ってひとつをP-90に換装する…という強硬手段しかトゥルーエンディングはないものとお見受けします。(BARKS 烏丸哲也)
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(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
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