【速レポ】<LuckyFes’26>須田景凪、温かな歌声とメロディが染みるメロウなひと時「ジャンルの垣根がないこの場に呼んでいただいて嬉しいです」

2026.08.10 20:23

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2013年から「バルーン」名義でボカロPとしての活動をスタート。2017年10月から「須田景凪」として活動を開始して以降も、たくさんの曲で人々の心を震わせてきた彼のライブを野外音楽フェスで観るのは、間違いなく最高のひと時となるはず。少しずつ夕暮れへと近づいていく時間帯に、須田景凪がWING STAGEに登場した。

「須田景凪です。<LuckyFes>、楽しみにしておりました。よろしくお願いします」という挨拶の後、「メーベル」がスタート。オリジナルではボーカロイドが歌っていたメロディがバンド演奏で生々しく躍動し、須田もエレキギターをプレイ。透明感の中に程よく艶めかしさがある歌声が響き渡り、観客が掲げた腕が穏やかに揺れた。続いて、「最大級の愛を込めて」という言葉が添えられた「ラストルック」。TVアニメ『暗殺教室』再放送 第2弾オープニングテーマだったこの曲は、シャープなビートと狂おしさを浮かべる歌が一体化。観客の手拍子も加わる中、熱を一際放った歌声。高鳴るビートが人々のダンス衝動を加速していた。

「<LuckyFes>、今回で2回目の出演。ジャンルの垣根がないこの場に呼んでいただいて嬉しいです。最後まで楽しんでいきましょう」と観客に呼びかけてから披露された「メロウ」。この曲がオープニングテーマだったTVアニメ『スキップとローファー』第1期は、心に残る作品だった。どこか牧歌的なムードを湛えているバンド演奏、温かな歌声が心地よい。「ラララ」と声を響かせる観客の姿を眺めていると、岩倉美津未と志摩聡介が笑顔を交わしながら踊るあのオープニング映像が自ずと思い出されて、胸がキュンキュンした。

温かなメロディに身を任せて飛び跳ねる人々を和らいでいく日差しが穏やかに彩った「ニーナ」。チャイナ風味な旋律のリフが、観客のノリの良さを抜群に高めた「ユーエンミー」を経て再び迎えた小休止。9月9日にニューアルバム『LOVE HATE』をリリース。ワンマンライブも開催する旨が告げられた後、さらに2曲が届けられた。ビートの熱を感じながら身体を揺らせば揺らすほど涙腺が緩みそうになる不思議な味わいだった「ダーリン」。

そしてラストは、彼の代表曲「シャルル」だ。動画サイトに投稿されて大反響を呼んだこの曲のオリジナルはボカロソングでり、現在も再生数を伸ばしている。エレキギターを弾きながら歌った幕開けを経て、バンドの演奏が合流。手拍子をしながら一緒に歌い始めた観客がたくさんいた。メロディ、歌詞のフレーズの1つ1つに様々な思い出が刻まれているのだろう。エンディングを迎えて須田がステージを後にしてからもしばらくの間、フィールド内で立ちつくしている人たちが目に留まった。歌声とメロディが残した余韻を大切に噛み締めていたのだと思う。

文◎田中 大
写真◎SARU(SARUYA AYUMI)

◾️セットリスト
1.メーベル
2.ラストルック
3.メロウ
4.ニーナ
5.ユーエンミー
6.ダーリン
7.シャルル

◼︎「ABEMA」では、LuckyFesの熱狂ライブステージを、4日間にわたり無料・独占生中継!
見逃し配信は9月7日(月)23:59までお楽しみいただけます。
https://abema.tv/video/title/556-6
※一部アーティストは視聴対象外です