【ライヴレポート】メリー × MUCC × ユアナ / kazu / 静海、スリーマン<大佑祭り!!>で祝福したかけがえのない一夜

2026.08.01 05:30

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<メリー 25th Anniversary LIVE -Many Merry Days-『大佑祭り!!』>が7月30日、東京・Zepp Hanedaにて開催された。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

2010年に天へ旅立った大佑 (蜉蝣、the studs、大佑と黒の隠者達)の誕生日を盛大に祝おう、という想いによって実現したイベントが<大佑祭り!!>であり、出演者の思いの深さや強さは先ごろ公開したコメントのとおりだ。

MUCC

その開催発表は、今年のエイプリルフールのである4月1日、SNS上に突如として公開された謎のフライヤーから。タイトルが殴り書きで伏せられ、メリー初期ロゴと“7/30 Zepp Haneda”という文字のみが記載されていた。翌4月2日には、MUCCのロゴが追加。4月3日、出演としてメリー、MUCC、そして蜉蝣からユアナ、kazu、静海が参加すること、2000年代初頭のヴィジュアルシーンにて“御三家”と称された面々が集結することが明かされた。

<大佑祭り!!>は、メリー25周年企画<Many Merry Days>の一環としてガラ(Vo)が発案したもの。ムック、メリー、蜉蝣の3バンドは、それぞれの対バンやイベントでの共演はあれど、意外なことにスリーマンをしたことはないという。フライヤーに記載されていたように“メリーの哀愁”、MUCCの負”、そして“大佑の夏”が交錯した一夜は、“最初で最後の三つ巴”であり、特別な祭典として懐かしいナンバーが並ぶこととなった。

メリー

MUCCは大佑への愛を込めて「君に幸あれ」から始まり「TONIGHT」で締め括った。メリーはエログロや歌謡曲性を核に最新ナンバーも初披露した。ユアナ / kazu / 静海は、“白スーツのガラ”と“全身を黒一色にした逹瑯”を携え、全6曲を披露した。いずれもタイトルコールされる度に悲鳴のような歓声が上がる。この日を、蜉蝣の音楽を、どれだけの人が待ち侘びていたのかがわかる。そんなかけがえのない一夜だった。

同公演のラストを飾った「夕暮れの謝罪」のセッションでは、生前の大佑の映像も流れるシーンがあったが、主役である大佑の誕生日を祝いたいという出演バンドに共通する想いが、会場の空気を湿っぽくさせることはなかった。“友達が集まったら楽しいじゃん”──そんなシンプルさに宿る尊さ。当たり前のようで、当たり前じゃない。それらに満たされた空間は忘れ得ぬものになったに違いない。

ユアナ / kazu / 静海

撮影◎ダンプ・パーティン・ダンプ/冨田味我

 

■<メリー 25th Anniversary LIVE-Many Merry Days-『大佑祭り!!』>
7月30日(木)@東京・Zepp Haneda セットリスト
【MUCC】
SE.ホムラウタ
01.君に幸あれ
02.大嫌い
03.娼婦
04.五月雨
05.友達が死んだ日
06.スイミン
07.蘭鋳
08.TONIGHT
【メリー】
SE.六本木ジャジー喫茶
01.バイオレットハレンチ
02.ビニ本2丁目八千代館
03.首吊りロンド
04.溺愛の水槽
05.チック・タック
06.さよなら雨(レイン)
07.Urban Circus
08.梟
09.T.O.P
10.ジャパニーズモダニスト
【ユアナ / kazu / 静海】
SE.十戒
01.リストカッター
02.アイドル狂いの心裏学
03.絶望にサヨナラ
04.性的緊張インプラント
05.縄
06.夕暮れの謝罪