【速レポ】<SATANIC CARNIVAL 2026>、10-FEETが揺らす熱狂の波動「ハチの巣をつついたみたいだ」

2026.06.06 18:16

Share

青天井の盛り上がり。屋内で開催されるSATANIC CARNIVALにおいて、そんな言葉が思い浮かぶライブを繰り広げたのが10-FEETだ。その10-FEETがこの日、計8バンドが出演したSATAN STAGEの4番目なのだから、SATANIC CARNIVALの界隈はどれだけ層が厚いんだという話なのだが、それはさておき、オーディエンスが掲げる色とりどりのマーチャンのタオルに迎えられた3人は、「置いていかれるなよ」とTAKUMA(Vo, G)が声を上げ、「VIBES BY VIBES」からライブになだれこむ。早速、オーディエンスがステージに押し寄せる。メロディックパンクと思わせ、ラガ風のボーカルに滲むノスタルジーが10-FEETらしさを際立たせながら、SATAN STAGEを上下に揺らす。

「さあ行こうか! まだまだ行けるだろ!?」

TAKUMAがオーディエンスを煽りながら、「STONE COLD BREAK」に繋げる。ミクスチャーを掛け合わせた、これまた10-FEETらしいメロディックパンクナンバーにSATAN STAGEがさらに揺れる。しかし、それはまだ序の口だった。

10- FEETにおけるエモい歌もの路線をアップデイトしたとも言える「壊れて消えるまで」を、KOUICHI(Dr, Cho)とNAOKI(B, Vo)のコーラスとともにじっくり聴かせてから、TAKUMAがかき鳴らしたコードのカッティングにオーディエンスが沸き、「オイ!オイ!オイ!」と怒号を上げた「RIVER」からオーディエンスの盛り上がりが一変する。

TAKUMAの歌と掛け合いながら、内なる感情を迸らせるように声を上げる一方で、オーディエンスはダイヴせずにいられない衝動にも駆られている。その熱狂ぶりを「ハチの巣をつついたみたいだ」と表現したTAKUMAは「すごいな、おまえら。マジで」とオーディエンスを称賛することも忘れなかったが、そのTAKUMAをはじめ、メンバー達は、だったらまだまだ盛り上がれるはずだ、見せてみろと思ったに違いない。

「これがSATANIC(の本気の盛り上がり)ちゅうの見せてくれよ!」

NAOKIが声を上げ、TAKUMAがガガガと鳴らしたメタリックなリフからバンドがオーディエンスに投下したのがバウンスするビートを持つアンセミックなロックナンバー「第ゼロ感」。「RIVER」を上回る盛り上がりが生まれたことは言うまでもないが、それをさらに超えていったのが「あと2曲。ラストまでぶっとばすぞ!」(TAKUMA)と繋げていった「その向こうへ」と「ヒトリセカイ」だった。

イントロからオーディエンスが「オイ!オイ!オイ!」と声を上げた「その向こうへ」は、TAKUMAの裏打ちのカッティングを縫うようにメロディアスなフレーズを奏でたNAOKIのベースプレイも聴きどころ。オーディエンスにモッシュダイブさせながら、同時にエモい歌が確実にオーディエンスの胸を刺すところが10-FEETの真骨頂なのだろう。

「おらんようになったら寂しいと思われる男・女になれよ! 明日から今日よりも1ミリでも2ミリでも男前・女前になれよ!」

曲の途中にメッセージを挟みながら、「その向こうへ」とTAKUMAがせいいっぱいシャウトする。気づけば、オーディエンスもTAKUMAと一緒に歌っている。続く「ヒトリセカイ」も冒頭からオーディエンスがシンガロング。予定では、そこでエンディングを迎えるはずだった。しかし、「あと4分余らせた」とTAKUMAが言い、バンドは「goes on」を急遽、セトリに加える。

「急いでやって1曲追加するのが目標」──「RIVER」の演奏途中にTAKUMAは本気なのか冗談なのかちょっとわからない口調で言っていたが、まさか本当にその目標を達成してしまうとは。それも見どころのひとつだったと言っておこう。その「goes on」は2ビートのメロディックパンクナンバー。SATAN STAGEがさらにもうひと盛り上がりしたことは言うまでもないだろう。

文◎山口智男
撮影◎スズキ コウヘイ

◆BARKS内<SATANIC CARNIVAL 2026>特集

@satanic_ent

【Real Time Recap Movie】 DAY 1 SATAN STAGE 10-FEET @10-FEET #サタニック

♬ オリジナル楽曲 – satanic_ent – satanic_ent

◾️セットリスト (SATAN STAGE)
1.VIBES BY VIBES
2.STONE COLD BREAK
3.壊れて消えるまで
4.RIVER
5.第ゼロ感
6.その向こうへ
7.ヒトリセカイ
8.goes on

 

■<SATANIC CARNIVAL ’26>
6月6日(土) 千葉・幕張メッセ国際展示場1-3ホール
6月7日(日) 千葉・幕張メッセ国際展示場1-3ホール
◯物販 / FOOD AREA:open9:00
◯ライブ観覧エリア:open10:00|start11:00 ※予定
▼6月6日(土)出演者
10-FEET / バックドロップシンデレラ / FC FiVE / Fear, and Loathing in Las Vegas / FOMARE / ハルカミライ / HERO COMPLEX / HEY-SMITH / Ken Yokoyama / Maki / MAYSON’s PARTY / MONGOL800 / サバシスター / SCAFULL KING / SHADOWS / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / Suspended 4th / ヤバイTシャツ屋さん / 山嵐 / [OA] カライドスコープ
▼6月7日(日)出演者
04 Limited Sazabys / Age Factory / dustbox / ENTH / 花冷え。 / HIKAGE / Knosis / マキシマム ザ ホルモン / OVER ARM THROW / Paledusk / ROTTENGRAFFTY / SHANK / SHE’ll SLEEP / SiM / 四星球 / THE FOREVER YOUNG / 打首獄門同好会 / View From The Soyuz / w.o.d. / [OA] Launcher No.8 

 

関連サイト
◆BARKS内<SATANIC CARNIVAL 2026>特集
◆<SATANIC CARNIVAL> オフィシャルサイト
◆PIZZA OF DEATH オフィシャルサイト