【インタビュー】Ettone、 “人生のトワイライト”

2026.05.01 18:00

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「自分らしくありたい」という感情に寄り添う “LOOSE POPS”を発信し続けている、クリエイティブガールグループ・Ettone。2025年9月10日にデビューして以降、ライブやテレビ出演など着実に経験を積み重ねてきている。

◆撮り下ろし写真

そんな彼女たちが、3rdデジタルシングル「トワイライト」を、4月22日にリリースした。同曲はEttoneのプロデューサーであるALYSA、ヒューマンビートシンガーのYAMORI、そしてメンバーのanri、shionによって制作された楽曲。どこか懐かしい気持ちにさせてくれると同時に、彼女たちが発信する“LOOSE POPS”をしっかり感じることができる。そんな同曲にどう向き合ったのか、メンバー全員に話を聞いた。

   ◆   ◆   ◆

──BARKSにご登場いただくのが今回初めてですので、まずはEttoneがどんなグループなのかから教えてください。

mirano:私たちは7人組のガールグループで、国内外で活躍しているALYSAさんにプロデュースをしていただきながら、“LOOSE POPS”を発信しています。“LOOSE POPS”は音楽ジャンルでもあり、私たちのモットーでもある言葉。ありのままの姿に寄り添うこと、皆さんの小さな幸せを見つけるきっかけになる音楽・エンターテインメントを届けるという意味が含まれていて、私たちはそれを音楽にしてアウトプットしています。心地よいサウンドにメンバーでクリエイティブしたこだわりが乗っていて、ミュージカリティが出ているな、と。聴けば聴くほど魅力やEttoneの唯一無二性が伝わるのかなと思います。

pia:なので、音楽への向き合い方やメンバーがクリエイティブをして生まれる作品に、注目していただきたいです。

mirano:歌詞制作においては、輪郭がはっきりしたものをお届けするのではなく、リスナーの皆さん一人ひとりによって違う受け取り方をしてもらえるように余白を残すことを大切にしています。

一同:(拍手をしながら)完璧!

▲anri

──ありがとうございます! では、次はお一人ずつ自分の強みを教えていただけたら嬉しいです。

anri:はい、anriです! 強みは、学びに対して貪欲なところだと思っていて。デビュー当時から好奇心旺盛だと言ってきましたが、些細なことでも調べたり本を読んだりして、常にインプットを続けています。それは楽曲制作の時も同じ。私たちのクリエイティブが社会にとってどんな意味があるのかを俯瞰的視点で見たり、音楽の歴史的な部分をリスペクトした上で音楽ができている感覚を持てていたり。Ettoneの作品に説得力や深みを出して、社会との接続を図る部分を担えている実感があります。

chiharu:chiharuです。デビューから7カ月経って、「変わりたい」と常に思っているところが私の強みなのかなと思うようになりました。今の自分を否定しているわけではなくて、「もっとこうなりたい」という欲がどんどん出てきているんですよね。いろんなところに目を向けて、吸収して、他の人の考え方や捉え方を自分に取り入れたいと思っています。私はたくさん考えて行動するタイプなのですが、そういった「陰」の部分も私らしさ、私の強みだと感じています。

koyuki:koyukiです! 私はムードメーカーですね。人と話すことが好きで、特に年上の方々と話すことが得意。すぐに打ち解け仲良くなれたりできるので、スタッフさんとメンバーの架け橋になることが多いんです。それと最近気づいたのですが、制作をする上で私は考え過ぎずにポンッと言葉が出てくるタイプみたいで。ユニークな言葉を出せるのも、自分の強みだと思っています。

mirano:miranoです。私はEttoneになってから、自分に素直に向き合えていないことに気がつきました。今までは、「悲しむことが面倒くさい」とロボットみたいで、良くも悪くも強くあろうとしていました。でも、その脆さも愛してあげることを学んで、悲しむ時は悲しむことができるようになりました。それって、多分赤ちゃんだった時以来なんですよね。人間としての初歩的な部分を改めて見つめ直して、人間らしく生きることができるようになりました。

pia:piaです。私は自分のセンスや直感に自信が持てるようになりました。以前はあまり考えずに、自分が好きなものを単純にピックアップしていたのですが、最近ではいろいろと考えるようになりました。「このサウンドにはこういうイメージが合いそう」とビートや歌詞を考えてみたり、SNSやオフショットを撮る時も自分の好みだけでなく「この人にはこれが合いそう」と考えてみたり。いろんなアイデアを混ぜながらインスピレーションを活かせるようになったと思います。

shion:shionです。強みはポジティブなところですね。デビューから7カ月経って、改めて自分の中にブレない芯があることに気がつきました。だからこそポジティブでいられるし、どんな壁があっても乗り越えていけるんだろうなと感じています。この先もきっとそれは変わらなくて、困難があったとしてもポジティブさを失わずに乗り越えていける自信があります!

yuzuki:yuzukiです。私はここ5年ぐらい、自分が何者なのかわからない感覚がありました。でも、Ettoneになってからは怖がることなく、「これが自分だし、これが私の自然体」と認められるようになった気がしていて。尊敬できる仲間と一緒にクリエイティブをして、好きなお仕事をして、楽しい毎日を送れています。miranoが言っていたように、悲しいことも嬉しいことも両方あってこその人間ですし、それを無視するとぐちゃぐちゃになってしまうこともある。「両方感じるからこそ深みが出るんだよ」と昔の自分に言ってあげたいくらい、成長できたと思います。そのおかげもあってか、クリエイティブの面でも感受性が上がっているように感じますね。それによって、もともと得意だった感情を乗せて歌うことがより磨かれた気がしています。

▲chiharu

──皆さん、Ettoneを通じて日々成長されていることが伝わってきました。そんな皆さんは4月22日に「トワイライト」をリリースされます。同曲はどういった流れで制作するに至ったのでしょうか。

anri:今回は私とshionが歌詞とメロ制作に参加させていただきました。プロデューサーのALYSAさんとYAMORIさんにインスト音源を作っていただいて、それを2人で聴いてどう感じるかを話し合っていて。そこで生まれたイメージ画像や言葉をまとめたムードボードを提出しました。その時点でメロも作っていたのかな?

shion:そうだっけ?

anri・shion:……。

anri:とりあえず(笑)、私たちでメロも作ってディスカッションさせていただきました。さっきmiranoやyuzukiちゃんが言っていた「悲しみから逃げようとしていた」ということが「トワイライト」にも繋がっているのですが、子どもの頃って喜び、悲しみ、楽しさ、苦しさといった感情のパラメーターが100%解放されている状態だと思うんですね。でも大人になるにつれて感情を押さえたり、誰かに合わせたりしてしまう。でもキラキラした幼少期を思い出すことで、豊かさやカラフルさを感じられると思うんです。それを「トワイライト」の歌詞に落とし込みました。その私たちの思いをYAMORIさんが完璧に汲み取ってくださって、ブラッシュアップしていただいてこの形になりました。

shion:しかも、YAMORIさんのインスピレーションも混ぜられていて、すごく良い学びになりました。

anri:完璧だったよね。汲み取ってくださるスピードも速いし、語彙も豊富だし、楽しくディスカッションさせていただきました。

──最初にクレジットを見て疑問に思っていたのですが、前作の「東京劇場」はmiranoさんとpiaさんが制作に参加されていますよね。楽曲ごとにメンバーの方々が持ち回りで参加されているのですか?

anri:それはALYSAさんに決めていただいています。

shion:「この組み合わせだと化学反応が起きそうだよね」とか、「この子にこのメンバーのスパイスが加わったらいいものができそう」とか、「このアーティストさんと一緒にやるんだったらこの2人かな」とか、色々と考えて選んでいただいているみたいです。

anri:今回は、私たち2人とも大学生ということもあったり、YAMORIさんは元々塾講師をしていたり。制作するに当たって、そこの相性的にも良かったのかなと思っています。また、私はどちらかというとロジカルで、言語学的に考える思考なんです。逆にshionはビジュアルや感覚で良いクリエイションを導く天才肌。shionが次々に出すアイデアを私が言語化したり、ピアノで音にしたりして作業を進めていました。この2人のケミストリーも面白かったです。

▲koyuki

──お二人だからこその楽曲になったのですね。

anri:そうですね。でも、YAMORIさんが本当にすごくて。2人で持ち込んだムードボードを見せたら、少しふわっとしている部分に「これはどうしてこう思うの?」「どんな人にどういうシーンを届けたいの?」と一つずつ質問してくださるんですね。それに答えていく中で揉まれに揉まれて(笑)、解像度が上がりました。

shion:本当に。さすが塾の先生だなと思うこともたくさんありました。たとえば、「軸となる主人公を作ってみたら?」とアドバイスをいただいたので、実際にやってみたら物語性もわかりやすく作ることができたり。

anri:貴重な経験でしたし、私も火がついちゃってクリエイティブに熱が入りました。

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