笑顔の使者、スマイルレンジャーにインタヴュー!

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──最近はNHK『オンエアバトル』出演をきっかけにすごく話題になってますが、そのことでバンドの音楽観に何か変化はありましたか?

堂本:全く変わってないですね。そんなことでは揺らがない大きな目的があるんで。

──その揺らがない目的とは?

堂本:やっぱり、みんなが笑顔になれるような音楽を作ること。それを定義にしてがんばってます。

──すでに計3枚のアルバム、シングルを発売していますが、その3枚を通じて、みなさん自身何か成長した部分を感じますか?

ふじも:1枚ごとに音がしっかりしてきているような気はします。最初にアルバムを出した頃は20歳で、気持ちをありのままぶつけてただけの感じでしたからね。あの頃に比べると、だいぶ成長したと思いますよ。そうそう、あの頃はね……みんな同じつなぎを着てライヴしてたしね(笑)。

──描く歌詞も、大人になったぶん成長したところがあるのでは?

ふじも:歌詞に関しては、基本的に変わってないと言えば変わってないんですけど。スマイルレンジャーは、学校のちょっとした出来事や恋愛のことなどをテーマに歌っているんで。まぁ最近は少しシリアスなものを歌っているのかな? でも基本は、聴いてるとスマイルになれる歌詞を作るよう心がけてます。そのぶん、曲やメロディに関しては、結構進化しているはず。すごく伝わりやすく、聴きやすくなっていると思うんです。

──では3月にリリースされたばかりの最新ミニアルバム『My Sweet Songs』はどんな感じの1枚なのでしょう?

スマイルレンジャーふじも:5曲収録しているんですけど。ライヴ感を意識したものですね。

──なるほど。サウンドに関しては、聴く人を笑顔に、元気にさせるようなパンクがベースのビートですよね?

ふじも:いや、自分たちはパンクをやっているつもりはないんですけどね。

──では、スマイルレンジャーとはどんなバンドだと?

堂本&ふじも:ポップ…、ロック…(と声がかさなる)。

ふじも:ポップ・ロック・バンドですかね。

のぶ:“ジャンルは?”と聞かれるといっつも困るんですよね。僕ら、自分たちが作る音楽をどうとらえてもらっても構わないんで。聴く人がそう思ったなら、それで正解だと思います。

──では最後に今後のバンドの目標を。

加藤:とりあえず都内でワンマンライヴがやりたいですね。

ふじも:あと年内に新作をリリースできればいいですね。

堂本:でもライヴは年中どこかでやっているんで。そこにみんな集まってほしい。

取材・文●松永 尚久


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