Taraf de Haidouks

ルーマニアのクレジャニ村出身のTaraf de Haidouks(タラフ・ドゥ・ハイドゥークス)。'90年頃結成され、'91年にデビュー。ロマ(バルカン地方のジプシー)であるメンバーはヴァイオリン、ツィンバロム、フルート、アコーディオンなどで編成されている。

映画「ラッチョ・ドローム」(フランス1993年)に出演し、チャウシェスク政権崩壊を歌った名曲「Balada Conducatorolui(独裁者のバラード)」などを披露し、一躍有名に。曲芸的な即興演奏を持ち味とし、ヨーロッパを中心に一気に注目を集める。