Sunshine Anderson

最近の新人R&Bアーティストはとても実力派が多く、ノース・キャロライナ州、シャーロット出身のSunshine Andersonも、ビッグネームの後押しを受けてのデビューとなった。

彼女はSalt N' Pepa、Nice & Smooth、Guru、Donell Jonesを世に送り出したMark Sparksが'98年に設立したレーベル、ソウライフ・エンタテイメントからのリリース・チャンスを掴んだ。またこのレーベルのヴァイス・プレジデントは、2000年に大ヒットしたCarl Thomas「I Wish」やDave Hollister「One Woman Man」を手掛けたMike Cityが務め、さらに彼女のマネージメントはあのMacy Grayが携わっている。シーンの重鎮に支えられてデビューした彼女は、まさに“シンデレラガール”という言葉がよく似合う。

彼女の両親はまだ彼女が幼い頃からシンガーとしての才能を感じ、様々な音楽を聴かせて育てた。そしてデビューのきっかけはノース・キャロライナ中央大学在学中に食堂で鼻歌を歌っていたところ、Mike Cityの友人が“絶対にMikeは君の声を気に入るよ”と言い、その後Mikeの前で歌い、デビューに繋がったのである。

しかし、デビューへの道は容易ではなく大学卒業後はワシントンで公務員として働いていた時期もあった。しかし夢を諦めきれない彼女は仕事を辞めてロサンゼルスへ移り、シンガーとしてのチャンスを掴んだのである。