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1987年から活動していたDIP THE FLAGを母体に、1991年にdipとしてのライブ活動をスタート。1993年、ミニアルバム『dip』をリリース、インディー・チャートで1位を獲得。同年シングル『冷たいくらいに乾いたら』で東芝EMIよりメジャーデビュー。

その後、EMIからは4枚のアルバム(『I'LL』・『love to sleep』『TIME ACID NO CRY AIR』『WEEKENDER』)と2枚のミニアルバム(『13FLOWERS』『13TOWERS』)をリリース。『love to sleep』がぴあ"90年代の名盤100"に選出されるなど、各方面にて高い評価を得る。

2001年、V.A『natural born errors』(UK Project)に参加するほか、映画『ポルノスター』(監督:豊田利晃・主演:千原浩史)の音楽を担当。のちにナガタが脱退、新たなメンバーにヨシノトランスを迎え、2003年7月にはリトルモアレコーズよりアルバム『underwater』とオリジナル・サウンド・トラック『9souls』(監督:豊田利晃・主演:松田龍平)を同時リリース。

2004年にはニューヨーク録音によるアルバム『funmachine』を、2005年にはライブアルバム『pharmacy』をリリースするほか、斉藤和義・MO'SOME TONEBENDER・bloodthirsty butchersらとTHE ROOSTERSのトリビュートアルバム『RESPECTABLE ROOSTERS→Z a→GOGO』に参加。同年、ヤマジは、UAへの楽曲提供(監督:豊田利晃・主演:小泉今日子による映画『空中庭園』主題歌)を手がけるなど、ソロでの活動も再開するようになる。

2007年には、ナガタがギターでカムバックし、アルバム『feu follet』をリリース。その後、ヨシノトランスが脱退、ナガタがベースに戻り、2009年、オリジナルメンバー3人によるアルバム『afterLOUD』をリリース。

2010年2月からバンドは約1年の充電期間に入り、その間、ヤマジはソロでの活動を活発化。自身のソロライブのほか、花田裕之・大江慎也・池畑潤二・井上富雄(THE ROOSTERS)、中村達也(LOSALIOS・FRICTION)チバユウスケ・クハラカズユキ(The Birthday)らとのセッションのほか、トム・ヴァーレイン(ex. TELEVISION)ら国内外のミュージシャンとの競演を果たす。

充電期間を終えた2011年4月には、バンド結成20周年ちなんだライブイベントを展開。以降、都内各所でライブを行う。2012年には、EMI時代にリリース・すでに廃盤となっている作品4タイトルが同時一斉発売(4月)となるほか、そのリイシューを記念した国内3カ所をめぐるツアー、そして、同年6月には錚々たる参加ミュージシャンによるdipのトリビュートアルバムが発売された。

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