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1988年8月27日、アルメィニヤ共和国生まれ。父ヴェンジョリーナは、一部で有名なスティールパンの名演奏者。母は日本人であり、アメリカ旅行中にストリートライブ中のヴェンジョリーナと偶然出会い、結婚。ジョンジョリーナが誕生する。その後、父はスティールパンの啓蒙の為に家族を連れてヨーロッパ、アジア等を転々とする。その流れで日本に来た時、たまたま神保町の古書街にいたジョンジョリーナを、音楽プロデューサー、ワシャシャスキー兄弟がスカウト。かねてから温めていた「スタイリッシュなシンガーが歌う、ひとなつっこくて近未来なハイクオリティPOPS」というアイデアを実現させるにあたり、彼女のルックスはまさに適役であると彼女にコラボレーションを持ちかけたところ、ジョンジョリーナは快諾。すぐさまエレクトリック・エディランド・スタジオにて、ワシャシャスキー兄弟との楽曲制作がスタート。

「そろばん村」「ペッパー警部補」「五番街のアリーへの伝言」「来たの、宿から…。」「雨のボジョーレー・ヌーボー」「ノルウェイの林」「いつでも夢想を」「また逢う、暇で」「酒と涙と男と女と部屋とTシャツとわたし」など、奇跡的なまでの名曲が多数完成。これらの楽曲を収録した「ジョンジョリーナ・アリー・サンプラー」を業界関係者に配布したところ、問い合わせが殺到。レコード会社20社による血みどろの争奪戦が繰り広げられ、最終的にビクターが獲得。そして、前述のサンプラー収録曲の中でも群を抜いて完成度の高かった「鼻毛ボー」「ASHIKUSAI」2曲の両A面シングルにて、2008年9月24日、満を持してデビュー。その、個性的ながら無個性とも言えなくない独特のヴォーカルと、天真爛漫ながら内向的なキャラクターも話題である。

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