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ピッツバーグを本拠地とするウィズ・カリファ(本名:キャメロン・トーマズ)は、高校卒業後の2005年にデビュー。インディーでの活躍が認められ2007年にワーナーブラザースとメジャー契約。同年、トランスの有名曲であるALICE DEEJAYの「BETTER OFF ALONE」(1999年)ネタのシングル「SAY YEAH」がストリート・ヒットとなるも翌年にはWBを離れる。

再びインディーに移ったウィズは2009年秋に発表したアルバム『DEAL OR NO DEAL』が米iTunesのHIPHOPチャートで初登場1位を記録。そして2010年春に発表したミックステープ『KUSH AND ORANGE JUICE』がGoogleやTwitterでトレンドワード1位となる程の話題となる。

新たにアトランティックとメジャー契約を結んだウィズは、同年秋にリリースしたシングル「BLACK AND YELLOW」が全米1位に輝く大ヒットに。地元ピッツバーグのカラーである“黒と黄色”をテーマにしたこの曲は、世界中でリメイク版が発表される社会現象的メガヒットとなった。米MTVが選ぶ「THE HOTTEST BREAKTHROUGH MCs OF 2010」(2010年最もブレイクしたホットなラッパー)で堂々の1位に輝くなど、ウィズ旋風が巻き起こった。