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トゥンデ・アデビンベ(Vo)
キップ・マローン(Vo/G)
ジェラード・スミス(B/Key)
シャリール・バントン(Dr)
デイヴィッド・シーテック(G etc.)

'00年にトゥンデとデイヴィッドがブルックリンで出会って結成された。当初は、デイヴィッドの兄弟を加えた3人組編成だった。彼らはヤー・ヤー・ヤーズ(デイヴィッドは彼女たちのデビュー作のプロデュースを手がけている)を通じて、シカゴの名門レーベルTouch And Goと契約する。'03年にはデビュー作『YOUNG LIARS』をリリース。その後、メンバー交代を経てキップが加入し、1stアルバム『デスパレイト・ユース・ブラッド・サースティ・ベイビーズ』をリリースする。同作は、デヴィッド・ボウイをはじめ、ザ・ルーツのクエスト・ラヴ、トレント・レズナーらから絶賛され、一躍注目のバンドとなった。そして、その勢いは日本にも飛び火し、リリース前にも関わらずに出演してしまうなど、何かと話題を提供した。

彼らは、クリエイティヴで(アヴァンギャルドな)NYのインディー・シーンの中心的存在として機能しており、前述のヤー・ヤー・ヤーズをはじめ、アンティ・バラス・アフロビート・オーケストラやブロンド・レッドヘッドなど、さまざまなアーティストとのネットワークを築いている。

'06年6月にリリースされた2ndアルバム『リターン・トゥ・クッキー・マウンテン』には、前述のアーティストに加え、なんと御大デヴィッド・ボウイまでもが参加している。このアルバムのリリースのタイミングで、彼らはレーベルをナイン・インチ・ネイルズらが所属する大手インタースコープへ移籍。さらに、'07年リリース予定のマッシヴ・アタックの新作『Weather Underground』には、なんとデイヴィッドがプロデューサーとして起用されている。

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