フランツ、USAのミュージック・アワーズの審査員に

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フランツ・フェルディナンド、KT・タンストール、ギャリー・ライトボディ(スノウ・パトロール)、ロニー・ヴァヌーチ(ザ・キラーズ)、パニック・アット・ザ・ディスコ、ウェイン・コイン(フレイミング・リップス)らが、アメリカの音楽アワーズ<ショートリスト・プライズ>の審査員を務めることになった。ショートリスト・アワーズのユニークなところは、メジャーとは一線を画し、昨年アメリカでリリースされたアルバムの中でセールスが50万枚以下のアルバムを対象にしている。

昨年は、アニマル・コレクティヴの『Feels』、アントニー&ザ・ジョンソンズの『I Am A Bird Now』、フィオナ・アップルの『Extraordinary Machine』、アーケイド・ファイアー『Funeral』、ブロック・パーティーの『Silent Alarm』、デス・キャブ・フォー・キューティの『Plans』、ザ・デセンベリスツの『Piscaresque』、キングス・オブ・レオンの『Aha Shake Heartbreak』、M.I.A.の『Arular』、スフィアン・スティーヴンスの『Illinois』の10枚がノミネートされ、スフィアン・スティーヴンスが賞を獲得した。

ミュージシャン、プロデューサー、ジャーナリストらから成る“リスト・メーカーズ”と呼ばれる9人の審査委員会は、現在、合計60枚のアルバムをノミネートに上げている。この中から10枚が最終候補に残る。

ちなみにフランツは、ベル&セバスチャンの『The Life Pursuit』、カントリー・ティーザーズの『The Empire Stirkes Back』、ゴシップの『Standing In The Way Of Control』、ホット・チップの『The Warning』、ライアーズの『Drum's Not Dead』、スクリームの『Skream』、スパンク・ロックの『YoYoYoYoYo』、ティビー・オン・ザ・レディオの『Return To Cookie Mountain』の8枚を推薦した。

4月に60の候補が10に絞られた後、最終的な受賞者が選出される(日程未定)。現在、アワーズのサイトshorlistfmusic.comで、候補に上がっているアーティストのトラックが試聴できる。英国のマーキュリー・アワーズと比較されることの多い同アワーズは2001年にスタート。今年で6回目を迎える。どちらのアワーズも、ツウ好み。ノミネートされる作品には掘り出し物が多い。

Ako Suzuki, London
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