ニュース・最新情報

プロフィール・バイオグラフィ・リンク

女性シンガー・ソングライターの中でも異彩を放ち、常に音楽的のみならずカルチャー的アイコンとしても名を馳せるショーン・マーシャルのソロプロジェクト。

キャット・パワーことショーン・マーシャルは、USインディーズ・シーンきっての歌姫。NYのライヴハウスで歌っているところを、ソニック・ユースのメンバーに見いだされて、95年にインディーズからデビュー。独特の翳りをもった個性的な歌声は、パール・ジャムのエディ・ベーダーをはじめ、数多くのアーティストや音楽ファンを惹きつけた。またその美貌から、A.P.C.やツモリチサトのモデルをしていたこともある。

アトランタで生まれ育った彼女は1992年にニュー・ヨークに移り住み、小さなライヴ・ハウスでショウをスタートさせる。そのギグが話題をよび、ついにレコード会社に声をかけられ1995年にアルバム『ディア・サー』でデビュー。

その後もソニック・ユースのレーベルから2枚目、そして現レーベルのマタドール・レコードから着々とアルバムをリリースしキャリアを重ねる。2007年には『ザ・グレイテスト』(という名のオリジナルアルバム)をリリース、彼女最大のヒット作となる。また、2008年にジェイムス・ブラウン、ディラ ン、ジャニス・ジョプリン、シナトラなどのショーン自身の敬愛する60年代~70年代の音楽のカヴァーを中心に+新曲1曲が収録されたアルバム『Jukebox』を発表。

彼女の声はしばし「誰にも似ていない声」と評され、そのオリジナルなスタイル、叙情性の高い曲、感性とあいまって、独特のスタイルを構築している。そのためパール・ジャムのエディ・ヴェダーやフー・ファイターズのデイヴ・グロールなど、ミュージシャンにも多く支持されている。