パティ・スミス、イギー・ポップとの共作で知られるギタリスト、アイヴァン・クラール、死去

70年代後半、パティ・スミスのギタリストを担い、パティ・スミス・グループの初期のアルバム4枚の制作に参加したアイヴァン・クラールが2月2日、71歳で亡くなった。死因は明かされていない。
チェコ(当時はチェコスロバキア)出身のクラールは10代のときに家族とアメリカへ移住し、70年代初めにニューヨークで音楽活動をスタート。短期間、デビュー前のブロンディに在籍後、パティ・スミスと出会い、のちにU2らもカヴァーした「Dancing Barefoot」などを共作した。
その後は、イギー・ポップのアルバム『Soldier』(1980年)、『Party』(1981年)の制作に参加したほか、ジョン・ケイルらと共作。チェコスロバキアが民主化してからは祖国に戻り、同国の音楽シーンに貢献し、ソロの作品も多く発表してきた。
イギー・ポップは「親愛なるイヴァン 安らかに、ブラザー。君は素晴らしいギタリスト/ライターで、ハンサムで真のロック信奉者で、僕とチェコ共和国に対する評価を高めてくれた。神のご加護を」と追悼の言葉を寄せている。
MESSAGE FROM IGGY: “Dear Ivan, rest in peace bro. You were a great guitarist/writer, a handsome guy, a true rock believer and a great credit to me and the Czech Republic. God bless you.”
— Iggy Pop (@IggyPop) February 3, 2020
合掌。
Ako Suzuki







