【俺の楽器・私の愛機】2024「Ibanez(イバニーズとアイバニーズ)」

2026.05.15 11:04

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【Ibanez AR300AVとIbanez ARC300DVS】(千葉県 DUNE 60歳)

前回還暦記念に入手&改造したNo.1912掲載頂きありがとうございました。いずれその後の報告をさせていただければと思っております。今回は2本のIbanez Artistシリーズ。

1本目は1980年製Ibanez(イバニーズ) AR300AV。当時はイバニーズと呼ばれていました。

ブリッジ下のサスティーン・ブロックとハーフボーン/ハーフブラスのナットによるロング/サスティーンと各PUのトライ・サウンドSWによる多彩な音色は魅力的です。この1本で何でもできるような錯覚をエレキギター初心者小僧はしていました。

高校在学中に欲しかったが、高嶺の花で断念。卒業後の1984年に雑誌の売ります買います欄で見つけて往復はがきでのやりとりを経て、自身初のエレキギターとして憧れのAR300AVを手にすることとなりました。

ボディーのあちこちに打痕があったりしたが、意外と見た目も綺麗だし、ものすごく重いことを除けば弾きやすくて好き。

透明かつ色味のあるピックガードが欲してホームセンターで買ってきたプラスティック板を切り取り、それなりに成形して取り付けました。オリジナル形状ですし、近くで見なければ結構まともに見えます、たぶん。

今となっては貴重なジャパン・ヴィンテージになんてことをしてしまったのかと今は後悔もありますが、一時期どうしてもアーミングがしたくて、Argus Shift 2001という大きな改造すること無く取り付けられるヴィブラートブリッジユニットを付けていました。重たいギターに重量のあるヴィブラートブリッジユニットを付けたので、弾いている時の負担は半端なく、数年で取り外すことに。オリジナルに戻したのですが、その際テールピース後方の三角のパーツは戻さず、またヘッドに取り付けた6弦独立のストリングロックはそのままにしてあります。

バインディングやゴールドパーツが経年劣化で痛んでいますが、細部にわたる丁寧な処理の造形が美しい。当時のギターメーカー、製造者の方々の熱量を感じます。

今でも電装系はオリジナルのままでガリも無く現役です。ただ時折接触不良のような症状がでているので今後はオリジナルを活かしつつメンテナンスをしてあげようと思っています。

2本目は2006年製Ibanez(アイバニーズ) ARC300DVS。こちらはアイバニーズと呼びますね。

2026年2月に中古で入手。けどいい時代になったものです、ネットオークションで見つけてポチり。手渡しとのことで、当日現物を確認し、キャンセル可とのことで安心して取り引きでき、¥38,000也。

こちらは目立つような打痕も小傷もなくボディ裏に多少の擦れのみの美品。入札前にトグルスイッチか、PUの不良があるかもとのことでしたが、当日確認するとこれらも問題なし。ペグもスムースだし、ガリもなくネックもほぼストレートで、トラスロッド調整とブリッジの高さ調整して弦高もOK。

見た目はLes Paulスタイルだけど、より丸みのあるデザイン。2ボリューム、1マスター・トーン、3wayトグルスイッチでコイルスプリット等は無し。コントロールの配置はストラト系。一番気に入ったのがブリッジのファインチューナー。ロック式ペグを使っていなくてもこれは地味に便利。

実は、懲りずにLes Paulスタイルでトレモロブリッジ付きの1本を探していたのですが、オークションサイトで見つけて発病。どうしてもAR300AVの隣に迎えたくなってしまったのです。

悪い癖で、すでにPUを交換してPUSH/PUSHでコイルタップできるようにとか、ついでにボリュームポッドの位置を入れ替えて、手元にブリッジPUのボリュームを持ってこようかと考えたりしています。

とりあえず簡単に手を加えられるところで、ボリュームとトーンノブをブラックに、トグルスイッチをシルバーに交換して見た目を少し変えました。

AR300AVはAntique Violin、ARC300DVSはDark Violin Sunburstと比較するとAR300AVの方が明るく見えます。当初はチェリーサンバースト(CS)が欲しかったのですが、今となってはAVで良かったと思ってます。

この2本のIbanezはイバニーズと呼んでいた1980年代のAR300AVとアイバニーズと呼ぶようになった2000年代のARC300DVS。同じArtistシリーズの系統ですから似たような雰囲気を持ち合わせています。AR300AVの方がゴールドメッキパーツのせいか豪華に見えますが、2本のコントラストを眺める時間が楽しいです。

AR300AVは太く甘い音が、ARC300DVSのほうは軽くシャープな音が出ていると感じています。このサウンドキャラクターの違いも弾いていて心地良いです。

この2本は勝手にAR300AV=ARTie(アーティー)、ARC300DVS=ARChie(アーチー)と呼んでおります。

*ちなみに『還暦だからというのは正当化のための言い訳』とのお言葉をいただき、このARC300DVSはNo.1912から発病して4本目です。長文失礼いたしました。

   ◆   ◆   ◆

ARC300ってなかなのレアモデルですよね。もっこりしていて可愛い。みたらし団子みたいで美味しそうだもの。雰囲気としてはいかにも甘くぶっとい音がしそうだけど、AR300AVと比べるとむしろ軽くシャープな音というから、また面白い。スペック的にはどんな音楽でも行けそうだけど、やぱりレガートなフュージョンタッチなプレイが似合うギターなのかな。クリーンでジャジーなサウンドも似合いそう。レスポールからの分流系ということで、すでに手放したバールトップの韓国のクラーケンとかニック・フーバーを思い出した(遠い目)。(BARKS 烏丸哲也)

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「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。
(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
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