スコーピオンズのドラマー、ドバイで1ヶ月の懲役

スコーピオンズのジェイムス・コタック(Dr)が、攻撃的な態度を取ったとしてドバイ首長国で1ヶ月の懲役刑を言い渡された。
バーレーン・グランプリでパフォーマンスするため、4月3日ドバイに到着したコタックは酔っ払い、イスラム教徒を罵倒したり中指を突き立てたほか、公衆の面前でズボンを下ろしたそうだ。
空港に降り立ったコタックは「ひでえ臭いだ」と口にした後、パキスタン人やアフガニスタン人の乗客を見て鼻を覆い「俺はあいつらとは同乗しない」など、イスラム教徒を罵倒する言葉を喚き散らし、乗客に向け中指を突き立てたといわれている。
コタックは、飲酒は認めたものの、イスラム教徒を侮辱したことは否定し「そんなこと言った覚えはないし、中指も立てていない。(ズボンを下ろしたのも)事実ではない。背中のタトゥを見せるため、シャツをまくっただけだ」と反論したという。しかし、その言い分は認められず、1ヶ月の懲役と無免許で飲酒したとして罰金が言い渡された。
コタックは4月3日以来拘置されており、刑期からその分が差し引かれるため、間もなく釈放される見込み。
コタックが拘置中だったため、4月5日に行われたスコーピオンズのパフォーマンスには、彼の代わりにマーク・クロス(元ハロウィン)が参加したという。
Ako Suzuki, London







