1 Introduction 2 The Divine Room
(with Domu) 3 The Gathering Part I
(with Domu&ベンベ・セグウェ) 4 The Gathering Part II
(with Domu) 5 The Scrolls & The Gift
(with Domu&ベンベ・セグウェ) 6 Paradise Garden
(with Domu&ベンベ・セグウェ) 7 The Dark Room
(Produced by Domu&Seiji) 8 Anarchite City
(Produced by Seiji)
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──今回の作品『Legends of the Underground』は、どのような経緯で制作されたのですか?
Mark de Clive-Low(以下、Mark):“Legends
of the Underground”は、アムステルダムをベースにしたダンス・カンパニーであるM.A.N.Z.プロダクションがプロデュースした舞台公演なんだ。ダンサーたちは、振り付けを通してストーリーを表現できるような音楽が必要だった。だから、ぼくらはまず彼らから脚本をもらって、そのストーリーを語るに当たって音楽の中にどんな感情やダイナミックスを彼らが求めているかを理解したんだ。おかげで、サウンドトラックを作るための大まかなガイドラインやブループリントはできたから、あとはダンサーの要求を考えたうえで、僕らがどうやってその感情や物語のダイナミックスを解釈するかというだけだった。これは、すごくいいやり方だと思うよ。
──舞台公演“Legends of the Underground”のテーマを教えてください。
Mark:“Legends of the Underground”は、古代と現代の両方を舞台に、法則などが適用されない王国における善と悪の戦いの物語なんだ。双方の天使の大群が全世界を所有するため、また守るために争うんだ。主な登場人物は子供、天使、それに悪魔。あらゆる側面と紆余曲折があって、驚くべき結末を迎える。でも、ここでの本当のテーマは音楽とダンスという贈り物の起源、進化を描いたものなんだ。
Mark:例えば、ラシーヤ(Kyoto
Jazz MassiveやRestless Soulなどにフィーチャーされた西ロンドン・シーンの歌姫)に追加ヴォーカルをお願いしたり、Jade
Foxx(ジャイルス・ピーターソンも注目する新人アーティスト)のデイヴ・オクムにギターを、Bansuri(同様にUKで注目されるアーティスト)のフィン・ピーターズにフルートとサックスをプレイしてもらったり。