【ライブレポート】相川七瀬、「ただいま武道館!!」 ゲストと迎えたデビュー30周年の集大成

2026.11.03 12:44

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相川七瀬が、デビュー30周年の集大成となる日本武道館公演<30th Anniversary ROCK KINGDOM TOUR 2026 -FINAL 日本武道館->を2026年11月2日に開催した。

1998年以来28年ぶりとなる同ステージは、相川がセンター階段から登場する「光と影の迷宮(labyrinth)」で幕を開けた。初の日本武道館公演を踏襲した、ファンにとって胸熱のオープニングだ。続く「ダリア -She Knows Love-」ではセンターステージのポップアップから姿を現し、「ただいま武道館!!」という力強いメッセージと弾けるようなエネルギーで会場を一気に熱く盛り上げる。

「LIKE A HARD RAIN」をはじめ、久々の披露となった「CAT on the Street」「トラブルメイカー」「恋心」と、ヒット曲を立て続けに披露。観客のボルテージは序盤から一気に最高潮へと達する中、バラードコーナーでは感情をたっぷりと込めた艶やかな歌声で観客を魅了する。MCでは30年にわたる自身の歴史や歩みを語り、会場は温かな感動に包まれた。さらに、織田哲郎との強力なタッグによる最新楽曲「Shooting stars」も披露され、客席を大いに沸かせた。

後半戦は怒涛の展開へ。「駅伝」をテーマに書かれた応援ソング「襷をつなげ」では、國學院大學チアリーディングチーム「BUNNYS」がゲストとして登場すると、ダイナミックなパフォーマンスでステージに華を添えた。「Sweet Emotion」「BREAK OUT!」と息つく暇もなく畳みかけ、会場の熱気はさらに高まっていく。本編のラストを飾ったのは、織田哲郎と共に制作した「明日へ」だ。2025年からのツアーを通じて大切に思いを育んできた本楽曲。キャリアを重ねても挑戦を続けていく相川の思いを乗せた力強い歌声が、会場いっぱいに響き渡った。

アンコールに突入すると、マーティ・フリードマンによる印象的なギターリフが鳴り響く。始まったのはLUNA SEAのカバー曲「BELIEVE」だ。スペシャルゲストとしてLUNA SEA・Jがステージに呼び込まれ、会場から割れんばかりの歓声が上がる。続く、ベースをフィーチャーした楽曲「たまんない瞬間」では、Jの圧倒的なベースプレイに相川も全力のパフォーマンスで応えるなど、ステージはさらなる熱狂に包まれた。

興奮冷めやらぬ中、一度ステージ袖に下がったJだが、なんと巨大なバラの花束を手に再登場。「LUNA SEAを代表して30周年のお祝いに来た」というJの言葉に相川も思わず涙をこぼす。感動の余韻を胸に「COSMIC LOVE」「夢見る少女じゃいられない」を披露し、会場の盛り上がりは最高潮に。ラストは、織田と相川が大切に歌い続けてきた「今でも…。」で締めくくられた。

その後のダブルアンコールでは、センターステージに相川と織田の二人だけが登場し、恩師・織田の弾き語りに乗せて「Two of us」を披露。師匠と弟子の深い絆を感じさせる感動のフィナーレで、記念すべき公演は幕を閉じた。

30周年という長い活動の軌跡を振り返りながらも、歩みを止めることなく未来へと進んでいく。いつまでもフレッシュに進化し続ける相川七瀬の決意を感じさせる、圧巻のステージとなった。

写真◎田中和子

◾️セットリスト
<30th Anniversary ROCK KINGDOM TOUR 2026 -FINAL 日本武道館->

1.光と影の迷宮(labyrinth)
2.ダリア -She Knows Love-
3.LIKE A HARD RAIN
4.CAT on the Street
5.トラブルメイカー
6.恋心
7.鳥になれたら
8.こんなに愛しても
9.破片
10.Shooting stars(新曲)
11.Nostalgia
12.満月にSHOUT!
13.midnight blue
14.襷をつなげ
15.Sweet Emotion
16.BREAK OUT!
17.明日へ
Encore
18.BELIEVE
19.たまんない瞬間
20.COSMIC LOVE
21.夢見る少女じゃいられない
22.今でも…。
Double Encore
23.Two of us