MEGADETH最終作発売前夜、スクリーンを前にファン熱狂

1月22日の夜、東京・シネマート新宿にて『MEGADETH:BEHIND THE MASK』の上映会が実施された。これはMEGADETHにとって最終オリジナル作であることがあらかじめ公表されている最新アルバム『MEGADETH』のリリースに伴い、その発売前夜に世界各地で行なわれたもの。しかも日本での開催は時差の都合により世界最速となった。
チケットは早々に完売となっており、アルバムの音源についても数曲の先行配信はあったものの全曲が初めて視聴可能になるのはこの機会だったこともあり、館内は通常の映画上映時とはどこか違った期待感と緊張感に包まれていたが、全編上映後には客席から拍手が自然発生。スクリーン上ではこのバンドの創設者であり司令塔であるデイヴ・ムステインが各曲について解説するのみならず、その制作過程や現在のバンドの状態、過去の各アルバムの背景や40年にわたる歴史と状況変化、さらには彼自身の健康状態やMETALLICAとの関係性に至るまでを丁寧かつ熱っぽく語り、知られざる逸話や都市伝説めいた話の真相もいくつか披露されていた。この上映会については実施前から再開催を求める声が高まっていたが、それに応えて2月5日には同会場での追加上映が決定。22日夜から前売りが開始されている。
https://www.cinemart.co.jp/theater/shinjuku/topics/20260120011144.html
そして、アルバム『MEGADETH』は23日にリリースとなり、いち早くそれを耳にしたリスナーたちの熱い反響が早くもSNSなどを賑わせ始めている。作品自体もまさに「これぞMEGADETH!」と言いたくなる出来栄えで、歌詞の意味深長さ、新加入ギタリストのテーム・マントゥサーリとの相性の素晴らしさにも思わず溜息が漏れるほどだ。実際、デイヴ自身も「もっと早く彼と出会っていたかった」と語っている。

前述のとおり、デイヴはこの作品がこのバンドの最終作となること、そして今作に伴うツアーがフェアウェル・ツアーになることをあらかじめ公言しており、現在発売中のBURRN!誌2月号の巻頭インタビューでは、そうした決意に至った経緯が赤裸々に語られている。アルバムともども、こちらにも是非ご注目いただきたいところだ。

文:増田勇一
写真:Ross Halfin







