グラミー賞:ビートルズの40周年を記念してスティング、デイヴ・マシューズらがパフォーマンス

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ビートルズが『エド・サリヴァン・ショー』に出演してから今年で40年目を迎える。彼らが米国のTVに初めて登場したのは'64年2月9日。今回のグラミー賞では、米国上陸を記念してビートルズをトリビュートするステージが展開された。

授賞式にはエレン・デジェネレスが登場し、40周年を記念して新たな“素晴らしい4人組”のメンバーを発表。ステージ脇から元ポリスのスティング、デイヴ・マシューズ、ネプチューンズのファレル・ウィリアムズ、カントリーシンガーのヴィンス・ギルの4人が現れ、ビートルズのモノクロ映像を背景に「I Saw Her Standing There」を演奏した。

今年のグラミーではビートルズにプレジデント賞が贈られた。当日はジョージの妻、オリヴィア・ハリスンが出席、感謝の言葉を述べた。また、故ジョン・レノンの妻、ヨーコ・オノもステージに上がり「初めにビートルズありき……ビートルズが音楽の惑星を作った。もしジョンが生きていたら、喜ぶでしょう。こうした形で受賞できてうれしい。ジョンがここにいたら、こう言うかもしれません。みんな一緒に(Come Together)、平和に願いを(Give Peace A Chance)、愛こそすべて(Love Is All We Need)。ありがとう」と声を震わせて喜びを語った。

リンゴ・スターとポール・マッカートニーはロンドンからメッセージを届けた。スターは、グラミー賞とは“平和と愛”と述べ、マッカートニーは40年前の『エド・サリヴァン・ショー』でプレイしたギターを手にし「当時、あの番組に出演できたのは光栄だった。今日は出席できなくて残念だ」と語った。

また、故ジョージ・ハリスンが最優秀ポップインストゥルメンタル・パフォーマンスを受賞している。

T.Kimura
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