ピート・タウンゼント、自殺も考えていた

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ザ・フーのギタリスト、ピート・タウンゼントは、今年の初めにインターネットで児童ポルノをダウンロードしたと認めた当時、真剣に自殺することまで考えていたと告白した。タウンゼントは今年1月、英国で行なわれた大掛かりな児童ポルノ捜査で逮捕され、その後不起訴となるも性犯罪者リストに名前が登録されている。

タウンゼントは、当時の心境を英『The Observer』紙にこう語っている。「もし銃を持っていたら、自分を撃ちぬいていただろう。そして、もしそうしたならば、最悪なことになっていただろう。みんなが疑っていることを認めたようなものだから」

タウンゼントは、児童ポルノをダウンロードする際、自身のレジットカードを使用したため捜査上に名前が上がった。容疑を素直に認めた彼は、「自分は小児性愛者ではなく、児童ポルノは自伝の下調べが目的だった」と弁明している。

彼は、この出来事に心底打ちのめされたという。「ものすごく動揺した。撃たれたかのようだった。どうしたらいいかわからなかった。たった1回の不注意で、前妻やまだ13歳の息子に深刻なダメージを与えてしまった」

「魔女狩りが行なわれてるのは知っていたんだ。“ああ、俺が吊るし上げられるんだ”って思ったよ」

タウンゼントは「子供に性的な興味はない」と繰り返し断言。家族や友人は自分を信じると即断してくれたと述べた。

Ako Suzuki, London
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