ザ・フーのピート・タウンゼント「俺はツアーの最中に死にたくない」
ザ・フーのロジャー・ダルトリーは「倒れるまでパフォーマンスしていたい」派だというが、バンド・メイトのピート・タウンゼントはツアー中に死ぬのは嫌だそうだ。
現在76歳のタウンゼントは『Rolling Stone』誌のインタビューで、4月から始めるツアーが「最後になるとは考えていないですよね?」と問われると、こう話した。「僕らそうは言ってないよ。でも、面白いことに……、僕はロジャーにこう言ったんだよ。“僕はツアー中に死ぬ人にはなりたくない”ってね。僕はリタイアしたい」
「ロジャーは、倒れるまで歌いたいって考えを持つ。それは、僕の人生観ではない。僕にはほかにやりたいことがあるんだ」
タウンゼントが言うリタイアとは、ミュージシャン、アーティスト、クリエイターからの引退ではなく、ツアーを止めるという意味だそう。しかし、今年開催するツアーは、まだフェアウェル・ツアーではないと断言した。ザ・フーは2023年にもツアーを行う計画だという。
また、ザ・フーはこの夏、故キース・ムーンの映画の撮影がスタートすると言われている。
Ako Suzuki
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