ボノ、クイーンらがエイズ救済のため南アフリカでコンサートを開催

U2のBono、Queen、Dave Stewartらが、エイズ救済資金を集めるため今年の終わりに南アフリカでコンサートを開くようだ。同コンサートは本来、今年２月に開催が予定されていたが、充分な財政援助が得られずにキャンセルされていた。

英『The Sun』紙は、以下のような関係者の話を掲載している。「今回は、実現するようだ。元・南アフリカ大統領のNelson Mandela氏が主催し、他にもたくさんの大物スターが出演することになるだろう。ライブ・エイド第２弾というわけではないが、エイズへの関心を世界的に高めたいと考えている」

同紙によると、コンサートでヘッドラインを務める予定のBono、Queen、Dave Stewartらは、すでにベネフィット・アルバムのレコーディングを終了しており、世界エイズ・デーである12月１日周辺にシングルを発売する予定だという。

関連ニュースとして、U2は故郷アイルランドでのコンサートを収録したDVD『U2 Go Home』を11月17日に英国で発売する。これは'01年の＜Elevation＞ツアーの最終日にダブリンのスレーン城で行なわれたコンサートを録画したもの。バンドが故郷でプレイするのをフィーチャーした初の作品となる。スレーン城は、バンドが'84年のアルバム『The Unforgettable Fire』をレコーディングした場でもある。

Ako Suzuki, London