<a-nation 2003>浜崎あゆみ、大ラスをキッチリ決めてイベント無事終了

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2万5千人を集めた、2003年8月31日東京お台場での野外イベント<a-nation 2003>。7/19の東京・葛西臨海公園を皮切りに、チャートを賑わす人気アーティスト達による野外イベントがそのまま全国ツアーとなった<a-nation 2003>は夏休み最後の日に、最終日を迎えた。「夏の思い出を作ろう」がテーマなのか、どの出演アーティストも「今日を夏の思い出に残そう!」といったコメントがあがる。そんなメモリアルの日になるべく、<a-nation 2003>のラストに浜崎あゆみのステージとなった。

まずはダンサー8人が登場し、手にしたライトを駆使しながら静かに踊り、これから始まるステージの緊張感を高めたあと、遂にayu登場。シルバーのラメが眩しいビスチェとパンツで現われた姿はマブしい。「ourselves」でスタートし、ayuは男性ダンサーと寄り添い歌う。続いて「Greatful days」、数多くの浮き輪やビーチボールを会場へ投げ入れて歌った「independent」とノリのよいナンバーを連発。

MCでは「全国で出会った人に感謝したい」と最終日らしく、全国を廻ってきた感慨をしみじみと語った後、「HANABI~episode II~」。白いロングドレスのダンサーがひとり踊り、舞うたびにスカートの裾のドレープがキレイにゆれる様に目を奪われた後に、新曲「forgiveness」。これらスローナンバー2曲をじっくり聴かせた後には、大人気曲「Boys & Girls」! 歌詞がステージ両脇に設置された巨大モニターに映し出され、観客も大合唱で歌う歌う! そしてラストに「July 1st」で浜崎あゆみのステージは締めくくられた。

ayuの歌は、ルックスとは逆に、悲しく切ない、陰な歌詞が多い。ただただ明るいだけでなく、陰な部分が人間にはあるからこそ、ayuの歌は幅広く、そして深く長く受けているのだと思う。そんな奥深い面と、夏の野外ならではの弾けた面の、両面が出たステージになったといえるだろう。

この後、出演者全員がステージに再び登場し、TRFの「WORLD GROOVE」を披露し、熱い暑い夏の思い出を残して終了。今回<a-nation 2003>はコミュニティエリアの増設や、お台場ではヴィーナスフォートでもフリーイベント実施など、来年のイベントも多いに楽しませてくれそう!といった予感を残して、今年の<a-nation 2003>は終了となった。

SET LIST
1.ourselves
2.Greatful days
3.independent
4.HANABI ~episode II~
5.forgiveness
6.Boys & Girls
7.July 1st

アンコール WORLD GROOVE
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