コールドプレイ、エコー&ザ・バニーメンのイアン・マッカロクに自信をもらう

ColdplayのChris Martinは現在アメリカで行なわれているクラブ・ツアーの中で、Echo & the Bunnymenの「Lips Like Sugar」をソロ・ピアノ・ヴァージョンで度々披露しているという。Coldplayがカヴァー曲を演奏するのはこれが初めてではないが、この歌にはより大きな意味があるようだ。新作『A Rush Of Blood To The Head』のレコーディング中、Coldplayはリバプールのスタジオで、Echo & the Bunnymenのフロントマン、Ian McCullochと一緒に時を過ごしたのだという。

Martinによれば、McCullochの存在は自分たちのアルバムに少しだけ不安を感じていたメンバーの気持ちを救ってくれたという。「僕たちにその時欠けていたものは、なんていうか確信だったんだよ。それでIanと友達になって、本当に彼が時々やってきたことで、すべてがうまくいくと感じられるようになった。僕らがもうちょっと自分たちを出そうとすると、ほんとうに自信を持たせてくれたり、レコードで頭がいっぱいのときも、“それでOK”って感じさせてくれたんだ」

McCullochのバンドEcho & The Bunnymenは「Lips Like Sugar」のほかに、「The Killing Moon」「Bring On The Dancing Horses」「The Cutter」といった'80年代のヒットで知られている。

Coldplayのクラブ・ツアーは、８月18日（日）のサンフランシスコ公演、８月20日（木）のロサンゼルス公演で終了する。また、彼らは８月22日に『The Late Show With David Letterman』に出演する。『A Rush Of Blood To The Head』は米国では８月27日にCapitol Recordsより発売になる。

Neal Weiss and Lyndsey Parker, Los Angeles　(C)LAUNCH.com