レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのライヴで負傷したファンが40万ドルを受けとる

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シアトル地区に住む20歳の男性が、'96年にMercer Arenaで開かれたRage Against The Machineのコンサート中に負傷し、シアトル市から40万ドルの金額を受け取った。彼は金額は明らかにされていないが、バンドからも一定額を受け取っており、コンサートの主催者や警備会社からも支払いを受けている。

Scott Stoneの両親RandyとCathy Stoneは、Rage Against The Machineとシアトル市、コンサートプロモーターのMonqui、警備会社のStarplexを相手取り、息子がコンサートで回復不能の傷を受けたとしてキング郡民事裁判所に訴訟を起こした。この問題に4月17日(水)、シアトル市が和解に応じ40万ドルの支払いを発表、裁判になる直前で決着がついた。他の団体からは支払いについての発表はない。

当時14歳だったScott Stoneは、Evil Empireツアー中のRage Against The Machineを観に行き、自分の意志に反してアリーナ後方にクラウド・サーフィンし、頭から落下して脳に重傷を負った。

Stone家の弁護士Ron Webbは、Scott Stoneを中学校時代から知る彼の先輩数人が、Scottが落ちるのを見て「道をあけてもらって観衆の中からやっとの思いでScottを通路まで引っ張り出し、その後警備員に知らせた。もし彼らがいなかったら、Scottは死んでいただろう」とSeattle Times紙に語っている。

Darren Davis, New York LAUNCH.com
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