パパ・ローチのニューアルバム『Lovehatetragedy』が6月25日に米国リリース

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Papa Roachのニューアルバムが米国で6月25日にリリースされる予定だ。タイトルは『Lovehatetragedy』で、プロデューサーは、Pearl JamRage Against The Machineのプロデュースを手がけたBrendan O'Brienが担当している。今のところ、8曲のレコーディングが終わっており、楽曲のタイトル(仮)は、「Explosive Energy Movement」「Time And Time Again」「Heart Of Darkness」「Sid」「Black Clouds」「Code Of Energy」「She Loves Me Not」「Things Get Worse」など。

これらの曲のほとんどが、'01年の<OzzFest>の時にでてきたもので、ベーシストのTobin EsperanceはLAUNCH.comに、新作と、2000年にリリースされたプラチナ・アルバム『Infest』の違いについて語った。

「ここ2、3年で俺たちは随分成長したよ」とEsperance。
「Papa Roachには、変わらないものもたくさんあると思うけど、違ったものもたくさん含まれてる。メロディックで、実験的なものはたくさんあるけど、でもP-Roachとしては変わらない。ハートやソウルがたくさんあるけど、へヴィな部分も残ってる。ただ、のんびりとしたソウルや、単なるグルーヴが多くあって、メロディも多く含まれているけど、でもへヴィなものもあるんだよ」

曲では、ツアー中に払った犠牲について語られている。ガールフレンドや妻、バンドそのものとの関係が、ツアーの間、大混乱の状態になるというものだ。「“Decompression Period,”って曲を書いたんだ」と話すのはシンガーのCoby Dick。声明では彼の名前のJacoby Shaddixを名乗っている。
「解散しかけた時期もあったんだ。ある夜、ウォッカのボトルを2本空けるほど話し合った。俺たちは人としてハッピーじゃなかったんだ。帰宅して、頭をクリアにして、その時自分が直面していることを考える余地が必要だった。そんな感じで歌を歌ったら、バンドの関係はより強力なものになったよ」

Papa Roachは3月14日、ベネズエラのカラカスで行なわれるフェスティヴァルに出演する予定。5月にシークレット・セットで行なわれるアメリカ横断ツアーで、新曲を披露する模様。米国完全ツアーは、『Lovehatetragedy』のリリースと合わせて行なわれる。

Darren Davis, New York LAUNCH.com
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