デヴィッド・ボウイがVirgin Recordsを離れ自らのレーベルで活動開始

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David Bowieが自らのレーベルに移籍するため、'95年以来レコード契約を交わしていたVirgin Recordsを離れた。Virginとの仕事に納得がいかなくなくなったBowieは、すでに1年以上前に設立していたISOレーベルで、今後すべてを取り仕切っていくことに決めた。

Bowieは公式ウェブサイト(davidbowie.com)にコメントを載せている。
「企業組織とぶつかることが少しばかり長い年月になりすぎた。物事の進め方に同意できないことが多く、多産なソングライターとしては、何事も非常にゆっくり、ズルズルと進められていくのがフラストレーションになっていた。長い間、自分自身の会社を始めることを夢見ていたが、今がその最高のチャンスなんだ」

Virginは、Bowieの新契約に対する選択権の行使を怠ったために、彼を自社のアーティスト・リストに残しておくチャンスを失った。関係を継続するための話し合いは依然として続けられていたが、先週、Bowieの代理人がVirginに次のように宣告した。
「貴社は1年前の選択権行使をしていなかったので、我々は貴社の新契約交渉の試みを謹んでお断りさせていただく」

ISOは今後、すべてのBowie作品をリリースしていく。これにはVirginが'02年3月12日の発売を予定していたタイトル未定の新アルバムも含まれる(発売予定日変更の可能性については、現在のところ発表はない)。ISOはニューヨークとロンドンにオフィスを構えており、他に2組のアーティストが所属している。名前は公表されていないが、ソロ・アーティスト1名とバンド1組ということだ。

自らのレーベルについてBowieはこう語っている。
「すべての工程を人間的なレベルに保っていたい。ISOの特徴は、ギタリストRobert Frippのフレーズを借りて表現させてもらえば、“小さく身軽なインテリジェント・ユニット”を目指してるってとこかな」

Bowieは、他の小さなインディペンデント・レーベル勢が“クリエイティヴな部分とビジネス的な成功が両立できることを証明している”と付け加えている。

Bruce Simon, New York LAUNCH.com
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