ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、ザ・フーら出演の“Concert For New York City”開催
10月20日(土)、ニューヨークのMadison Suare Gardenにおいて、へッドライナーのPaul McCartneyをはじめ、Who、Rolling StonesのMick JaggerとKeith Richards、Elton Johnなどの超大物アーティストたちが一堂に会し、チャリティ・コンサート“Concert For New York City”が開催された。
20組以上のアーティストが参加した6時間あまりのコンサートは、全米にTV放送された。このイベントは、9月11日の同時多発テロからの復活を目指すと同時に、米国最大の都市であるニューヨークの回復力の強さ、そして世界貿易センターの惨劇で危険に身をさらしながら活動した消防士、警官、救助隊員たちを称えるために行なわれた。
この日のアリーナの特等席は、6000人以上の消防、警察、救助隊員たちとその家族らで埋められていた。これらのチケットは企業スポンサーにより提供されたものだ。この夜の彼らの存在は終始、会場全体で感じられていた。その思いは、ステージ上で英雄たちの勇気ある行動について語る著名人たちにとっても、また犠牲となった同僚たちの写真が誇らしげに掲げられている観客席にいる人々にとっても同じだった。
Whoはこの夜のために再結成し、ヒット曲(“Who Are You”“Baba O'Riley”“Behind Blue Eyes”“Won't Get Fooled Again”)で綴るワイルドで短いライヴを披露してくれた。Jaggerは、事前に出演が発表されていなかった相棒のRichardsと共に、Stonesの“Salt Of The Earth”と“Miss You”を聴かせた。“Salt Of The Earth”は、“I raise a glass to the hard working people(一生懸命働くものたちに乾杯)”というフレーズが印象的な、元気の出る労働者賛歌の曲だ。
Richardsの「この町はちゃんと立ち直れるみたいだな」との言葉を受けて、Jaggerはこう言った。「今回のことで学んだことがあるとすれば、それは“ニューヨークには太刀打ちできない”ってことだ」
この日ライヴを披露したその他のアーティストは、ロック/ポップ界の大御所たちからEric Clapton、Billy Joel、David Bowie、James Tayler。ベテラン勢のJohn Mellencamp、Melissa Etheridge、Bon Jovi。最近の人気アーティストたちであるBackstreet Boys、Jay-Z、Goo Goo Dolls、Destiny's Child、Macy Gray、Five For Fighting。そしてJanet Jacksonがピッツバーグのコンサート会場から中継で参加した。出演が予定されていたU2のBonoとEdgeは参加しなかった。
その他の著名人としてはビリー・クリスタル、ジム・キャリー、スーザン・サランドンらの俳優たち、ビル・クリントン前大統領、ニューヨーク州のヒラリー・クリントン上院議員、ジョージ・パタキ州知事、ニューヨーク市のルドルフ・ジュリアーニ市長、ニューヨークの球団、ヤンキースのジョー・トーレ監督などが参加した。
イベントの最後にはMcCartneyが登場し、昔の曲(“I'm Down”“Yesterday”“Let It Be”)から新しい曲(“Lonely Road”“From A Lover To A Friend”“Freedom”)まで取り混ぜた、意気の揚がるステージを観せてくれた。そして日付が日曜日に変わった頃、ステージ上のMcCartneyとほとんどの出演者や著名人、その他のゲストたちが加わり、エンディングに“Let It Be”と“Freedom”を演奏して幕を閉じた。
McCartneyは観客に向かい、自分の父親は第2次世界大戦のときにリバプールで消防士をしていたと語った。
「私は今夜、父を誇りに感じています。そして、みなさん全員を誇りに思っています」
ロイター通信によれば、“Concert For New York City”によって集まった救済基金額は、先月のテレソン『America: A tribute To Heroes』による1億2500万から1億5000万ドルと同等、もしくはそれを超えると見込まれている。
Neal Weiss LAUNCH.com
20組以上のアーティストが参加した6時間あまりのコンサートは、全米にTV放送された。このイベントは、9月11日の同時多発テロからの復活を目指すと同時に、米国最大の都市であるニューヨークの回復力の強さ、そして世界貿易センターの惨劇で危険に身をさらしながら活動した消防士、警官、救助隊員たちを称えるために行なわれた。
この日のアリーナの特等席は、6000人以上の消防、警察、救助隊員たちとその家族らで埋められていた。これらのチケットは企業スポンサーにより提供されたものだ。この夜の彼らの存在は終始、会場全体で感じられていた。その思いは、ステージ上で英雄たちの勇気ある行動について語る著名人たちにとっても、また犠牲となった同僚たちの写真が誇らしげに掲げられている観客席にいる人々にとっても同じだった。
Whoはこの夜のために再結成し、ヒット曲(“Who Are You”“Baba O'Riley”“Behind Blue Eyes”“Won't Get Fooled Again”)で綴るワイルドで短いライヴを披露してくれた。Jaggerは、事前に出演が発表されていなかった相棒のRichardsと共に、Stonesの“Salt Of The Earth”と“Miss You”を聴かせた。“Salt Of The Earth”は、“I raise a glass to the hard working people(一生懸命働くものたちに乾杯)”というフレーズが印象的な、元気の出る労働者賛歌の曲だ。
Richardsの「この町はちゃんと立ち直れるみたいだな」との言葉を受けて、Jaggerはこう言った。「今回のことで学んだことがあるとすれば、それは“ニューヨークには太刀打ちできない”ってことだ」
この日ライヴを披露したその他のアーティストは、ロック/ポップ界の大御所たちからEric Clapton、Billy Joel、David Bowie、James Tayler。ベテラン勢のJohn Mellencamp、Melissa Etheridge、Bon Jovi。最近の人気アーティストたちであるBackstreet Boys、Jay-Z、Goo Goo Dolls、Destiny's Child、Macy Gray、Five For Fighting。そしてJanet Jacksonがピッツバーグのコンサート会場から中継で参加した。出演が予定されていたU2のBonoとEdgeは参加しなかった。
その他の著名人としてはビリー・クリスタル、ジム・キャリー、スーザン・サランドンらの俳優たち、ビル・クリントン前大統領、ニューヨーク州のヒラリー・クリントン上院議員、ジョージ・パタキ州知事、ニューヨーク市のルドルフ・ジュリアーニ市長、ニューヨークの球団、ヤンキースのジョー・トーレ監督などが参加した。
イベントの最後にはMcCartneyが登場し、昔の曲(“I'm Down”“Yesterday”“Let It Be”)から新しい曲(“Lonely Road”“From A Lover To A Friend”“Freedom”)まで取り混ぜた、意気の揚がるステージを観せてくれた。そして日付が日曜日に変わった頃、ステージ上のMcCartneyとほとんどの出演者や著名人、その他のゲストたちが加わり、エンディングに“Let It Be”と“Freedom”を演奏して幕を閉じた。
McCartneyは観客に向かい、自分の父親は第2次世界大戦のときにリバプールで消防士をしていたと語った。
「私は今夜、父を誇りに感じています。そして、みなさん全員を誇りに思っています」
ロイター通信によれば、“Concert For New York City”によって集まった救済基金額は、先月のテレソン『America: A tribute To Heroes』による1億2500万から1億5000万ドルと同等、もしくはそれを超えると見込まれている。
Neal Weiss LAUNCH.com
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