Ol' Dirty Bastard、麻薬所持罪で2～4年の禁固刑を受ける

Wu-Tang ClanのOl' Dirty Bastard（本名Russell Jones）は7月18日、規制薬物所持罪で2～4年の懲役刑を言い渡された。'99年7月、ODBは信号無視で警察に止められ、車からマリファナとクラックコカインの入った容器が20個見つかり逮捕された。彼は今年4月に罪を認めている。

また、この判決でODBは、精神および薬物中毒治療が必要とみなされ、治療を勧められている。彼は判決前日の7月17日（火）に不可解にも手首を切ったため、自殺防止の監視が付けられた。彼の妻で16歳のIcelene Jonesは心配して次のように言う。

「彼の精神状態は全く変わってしまったわ。まるで別人みたい。刑務所に入るのをすごく怖がってるの。他の囚人に殺されるんじゃないかって。私だけじゃなく、彼は普通じゃないってのが子供にも分かるのよ」

ODBはニューヨーク州司法制度のもとで必要条件を満たすと、カリフォルニアに戻らなければならず、そこで抗弁の取り決めを破った罪で3年8カ月の服役が課せられる。彼は昨年10月にImpact麻薬治療センターを抜け出している。ODBの弁護士は、ニューヨークで服役している間、彼の刑罰を併存させるようにカリフォルニアの司法制度に訴えている。

ODBは、12曲を収めたグレイテストヒッツパッケージ『Free Dirty』が8月21日にElektra Entertainmentからリリースされる。主な収録曲はShimmy“ Shimmy Ya”“Raw Hide”“Brooklyn Zoo”“N--ga Please” “Recognize”（featuring Chris Rock）“I Can't Wait”“Got Your Money”など。

Yves Salomon, New York LAUNCH.com