ホフディランのお二人からのメッセージが届いています。
<ライヴ・スケジュール>
●全国TOUR決定! 6/10(日) 横浜 CLUB 24 6/14(木) 札幌 ベッシーホール 6/16(土) 仙台 JUNK BOX 6/17(日) 新潟 JUNK BOX 6/20(水) 金沢 AZホール 6/22(金) 福岡 Be-1 6/23(土) 広島 ナミキジャンクション 6/25(月) 心斎橋 BIG CAT 6/26(火) 名古屋 CLUB QUATTRO 6/29(金) 赤坂 BLITZ
[総合問合せ] ハワイアンシステムズ 03-5469-0097
| ――インパクトの強いタイトルですが、誰が最初に言い出したんですか?
ユウヒ: 僕ですね。去年ってとにかくみんなが「来年は21世紀だ」って言ってたじゃないですか。そこで「31世紀だ!」って言ったらビックリするだろうなぁと思って(笑)。要は数字の2と3を変えただけなんだけど、でも「21世紀、21世紀」って言ってるうちは誰も31世紀なんて思いつかないですよね。そういう誰も考えつかないけど、なんかバカバカしい…っていうぐらいのユーモアがわりと好きで。
ベイビー: タイトルはもともと決まりではなかったんですけど、レコーディング中からアイデアはあって。だんだん作業を進めていくうちに「31世紀のロックを作ってるんだ」という空気が現場で漂い出して、最終的にはもう「これしかない!」っていう。
――誰も思いつかないような新しい音を作る…という作業は大変だった?
ユウヒ: 31世紀の音楽なんて誰もわかんないじゃないですか。でも逆に言うと、そこがいいんだと思うんです。来年とか10年後を予想して曲を作るっていう話じゃなくて、1000年先なんて誰にもわかんないし、何のルールもないところで作れるわけだから。だから必ずしもすごく未来的なものとか、音がデジタルっていうてことじゃなくて。要はいつの時代でもなく、好き勝手にやっていいというか…。とにかくもう、何でもありな音楽っていうのが31世紀なんじゃないかと。
――何でもありな音楽ということで、歌詞の面でもより自由な発想が生まれたんじゃないかと思うんですが。
ベイビー: そうですね。今まではどっかでガキっぽさを残そうとしてたと思うんですよ。例えばラヴ・ソングだったら、少年少女の恋愛ふうに行こうとか。それが今回はついついもっと広い感覚になっちゃって。“僕の宇宙で恋をしたいのさ”(「ユニバース」)とか歌っても、それはいわゆる恋愛の“恋”じゃなくて、もうちょいブラックな…(笑)。
――そういう部分はホントは出したくなかった?
ベイビー: いや、出したくないってわけじゃなくて。こういう声なんで(笑)、似合わないと思ってたんですね。なんか深い内容を歌っちゃうと、カッコつけてるように聴こえるんじゃないかとか思ってて。
――今回の作品にはいろんな方が参加されてますよね。Advantage LucyのAIKOさんとのデュエット(「GIRL FRIEND」)や、TOKYO NO.1 SOUL SETのBIKKEさんがラップで参加(「NICE DAY」)していたり…。
ユウヒ: 僕らは単に仲間とやりたいんですよね。話題的なところで知らない人と共演とかっていうよりも、お互いにリスペクトし合える人とやりたくて。でも基本的には曲ありきなんでね。単純に「ここにビッケくんのラップあったらいいよね」とか「この部分はルーシーのアイコちゃんが歌ってくれたらおもしろそうだな」っていう感覚!
――仲間ってことはプライベートでもよく遊んだりしてるんですか?
▲ 小宮山“ユウヒ”雄飛(Vo、Key&more)。取材した2~3日前に金髪に染めたユウヒさん。でも、「インパクトを狙いたいんで、また変えようかなぁ(笑)」。
| ユウヒ: ビッケくんとかはもともと仲良いんで、フットサルやったりしてますよ。うちのバンドのメンバーで1個チームを作ってるので、ビッケくんのチームと対戦したり…。ソウル・セットはね、ビッケくんのチームもあるし、俊美くんのチームもあるんですよ。
――サッカーじゃなくてフットサル?
ユウヒ: 最初はサッカー・チームを目指してたんだけど、やっぱりレギュラー11人も集めるのは大変で。フットサルなら手軽だし、5人集まれば何とかできるんでね。
――ユウヒさんはライヴでよく華麗にジャンプしてますけど、あの基礎体力は実はフットサルにあったりして(笑)。
ユウヒ: 基礎体力はそこにあるんですかねぇ(笑)。でも本気で疲れますよ~。フットサルは。
――ベイビーさんはスポーツは?
ベイビー: スポーツは……やんないっすね。
――インドア派?
ベイビー: うん。例えばマンション中が寝静まってるような時に起きてると、なんか得した気分になるんですよね。「今、起きてるのは俺だけだ!」とか思うとエネルギーが沸いてくる…(笑)。
ユウヒ: あぁ、人の寝ている間のエネルギーを吸ってるわけだ。しかもマンション中の(笑)。
――そんな対照的な2人ですが(笑)、ライヴはどうなんでしょうか?
ベイビー: 僕は最近、ホフディランはすごいライヴ・バンドだなと思うんですね。自分たちのライヴのビデオを見るたびに自信が沸いてくるというか。今でこんなにすごいんだから、6月の全国ツアーは大変なことになると思うんで絶対、観に来て欲しいですね。
――ライヴ・バンドとしての手応えがあるっていうことは、今すごくいい状態なんですね。
▲ 渡辺“ベイビー”慎(Vo&G)。 音は消すけれど、テレビをつけたまま曲作りをすることもあるとか。 「11曲目の“SUPER FLY”はバスジャック事件を見ていたときに書きました」。
| ベイビー: そうですね。でも僕らのことを初期の頃のイメージでしか見てない人は、宅録のおとなし目なヤツら…っていう印象らしいんですけど。ホントに全然違うんでね。
ユウヒ: ライヴはやりたい放題やってますからね。みんなの期待に応えるっていうよりも、みんなが僕らについてくるっていうぐらいじゃないとね。だから、とにかく僕らはどんどんやるのみなので、じゃんじゃん遊びに来て、1人1人が好きなように楽しんで欲しいなと思います。
――ホフとしては久々の全国ツアーですし、どんなステージになるのか楽しみですね。では最後に『31st CENTURY ROCKS』というタイトルに引っかけて、「31世紀の世の中はこうなる…」というのを予想してください。
ユウヒ: 僕はね、31世紀は全部の製品がソニーになってると思います。全部メモリー・スティックで保管するようになってるでしょう。あと飲み物は全部コカ・コーラで、食べ物はすべて平日半額になってるはず(笑)。
ベイビー: 31世紀ですかぁ。う~ん……。例えばジョン・レノンとポール・マッカートニーのデータがあって、「イマジン」をポールが作ったらこうなる…とかいうのがパソコンで簡単にできる。しかもビートルズが演奏したらこうなるっていうのも再現できちゃう! そんな時代になってるといいなぁ。
ユウヒ: それは間違いなく実現できるでしょう!! |
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