小楽曲の集合体、健在なオービタル・サウンドがより身近に!
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小楽曲の集合体、健在なオービタル・サウンドがより身近に! |
健在なOrbitalサウンドに、したしみやすさがプラス |
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about Orbital |
Phil&Paul Hartnoll兄弟のベッド・ルームからスタートし、'89年インディ・レーベルからリリースされたシングル「Chime」は、当時アシッド・ハウスが主流だったダンス・ミュージック・シーンに独創性があるエレクトロミュージックのリズムとポップなメロディで、新たな風を吹き込み、新テクノ時代を築いてきた。 彼らが“画期的”といわれる理由にはライヴ・パフォーマンスが挙げられる。山のように積み上げられた機材の奥に2人がいるというシンプルなステージだったが、当時ほとんどのテクノ・ユニットが既存のループをDATドライヴに応じてそのまま演奏したのに対し、その場でミキシングしてサンプラーやシーケンサーをマニュアルで操作。 当時のダンス・ミュージック界では稀な毎回違うステージで即興性のある豪快なパフォーマンスは、ロックのライヴを聴くような感覚とダンス・ミュージックの新烈さによって、固定ファンにとどまらない多くの人の指示を得ていった。 | . | 現在までに今回の『The Altogether』を含めると通算6枚のアルバムをリリース。YMO、Kraftwerk、EMFからMadonna、Queen Latifahまで、幅広いアーティストのリミックスに携わるなどリミキサーとしても活躍している。 また、映画音楽をこよなく愛すOrbitalらしく様々な映画のサウンド・トラックやゲーム、テレビ主題歌なども多数手掛ける。 最近では2000年に大ヒットした映画『The Beach』のサウンド・トラックに参加し、主演のレオナルド・ディカプリオの声をフィーチャーした曲「Beached」は話題を呼んだ。 また同年暮れに行なわれた“ELECTRAGLIDE”ではUnderworldらと共に来日し、1万7,000人の観客の前でプレイを行ない、日本のファンにもOrbitalサウンドを見せつけた(来日時、関連記事はこちらとこちら)。 |