オービタル、解散を表明
オービタルが解散を発表した。
◆オービタル画像
フィルとポール・ハートノル兄弟から成るオービタルは、2004年に解散後、2008年に再結成していたが、すでに活動を辞めており、2度目の解散を決めたという。1989年にフィルと共に同ユニットを結成したポールは、声明で「オービタルは完全に活動をストップしていました。2008年以来素晴らしい4年間でしたが、今は次に進む時です」とコメントしている。
今回の再解散で、2012年にリリースした『ウォンキー』が最後のアルバムとなった。彼らは初期のレイヴシーンと1980代後半のイングランド南東部におけるアシッドハウスムーブメントの立役者として重要な役割を果たしている。
フィルは2015年2月16日にソロアルバム『8:58』をリリースする予定で、そのLPが自身の時間に対する興味がベースになっていると話している。
「俺は時計と時間をパワフルな力として捉えていたんだ。それに、みんなを支配する存在であるともね」「俺が何度もぶち当たるところなんだ。俺にとって『8:58』は選択の時ってことなんだ。ほとんど9時だよね。学校に行くところかな?大嫌いな仕事に行く時かな?時折決断をするみんなの顔。午前8時58分は腹を決めなきゃならない時なんだよ」