セミソニックのDan Wilson曰く「Kornやリンプ・ビズキットの人気は関係ない」

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ミネアポリスの3人組、Semisonicは'98年の5月に“Closing Time”でBillboardモダンロック・チャートの1位を獲得している。しかし、それ以来、オルタナティヴ系ラジオ局はSemisonicのようなメロディ系ポップ・ロックに背を向け、よりハードなロック/ラップ融合サウンドのLimp BizkitKornLinkin Parkなどを好む傾向になってきた。

Semisonicは新アルバム『All About Chemistry』をリリースしたばかりだが、こうした人気の傾向に影響を受けているようだ。最新シングル“Chemistry”は、モダンロック・チャートにかろうじて引っかかったという程度である。だが、シンガー/ソングライターのDan Wilsonは、この最近の流行を特に気にしていないとLAUNCHに語っている。
「なんていうかな。僕らが特定のグループやタイプに当てはまるって思ったことは一度もないんだ。だから、どんなタイプが(流行の)波になって通り過ぎようとも、それに巻き込まれるってことはないんだ。確かに、僕らがKornやLimp Bizkitと共演したら笑えるよね。でも、それもなんだかマヌケだし、やらないと思うよ。僕らは関係ないからこそ、特に気にしないでいられるんだと思う」

さらにWilsonは、最近流行の“怒れるロック”サウンドに変わる心配をファンの人たちはしなくても大丈夫だと語った。
「もし僕が、怒りと憎悪に溢れた、その意味で“ロック”なサウンドを出そうとしたら皆おもしろがるだろうけど、そういうのは僕好みのユーモアじゃないんでね」

Craig Rosen、ロサンゼルス
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