デイヴ・マシューズ・バンドが、今年の発売週最高売上でチャート初登場1位を飾る

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Dave Matthews Bandの4枚目のスタジオ録音アルバム『Everyday』が発売第1週で73万2000枚の売上を記録し、Billboard 200アルバム・チャート(3月17日付)で初登場1位を獲得した。今年リリースされ、チャートインしたアルバムでは最高の売上記録であり、バンドとしても過去最高記録でのチャート初登場である。

『Everyday』の発売1週目の売上枚数は、昨年末に世紀をまたいで発売されたBeatlesのベスト盤『1』の、1月6日締めの発売第1週売上125万枚以来の最高記録となった。『Everyday』は、'98年5月にやはりBillboard200で初登場1位を獲得した『Before These Crowded Streets』に続く新アルバム。

Dave Matthews Bandの快挙は、4週連続1位となっていたShaggyの『Hotshot』(MCA)の記録更新にストップをかけるかたちとなった。『Hotshot』は、3月1日にRecord Industry Association Of America(米国レコード産業協会)によりプラチナ5個を認定されており、順位は2位に下がったとはいえ、売上26万9000枚と相変わらずの人気を示している。DJ Clueの『The Professional Part 2』は23万9000枚の売上で、初登場アルバムとしては2番目に高い順位の3位。

Three 6 Mafia仲間のProject Patの『Mista Don't Play』も初登場で堂々の4位。Dido『No Angel』のチャート入り42週目の売上は12万5000枚で、先週の4位から5位へランクダウン。Beatlesの『1』は6位まで順位を下げた。続く7位はサントラアルバム『Save The Last Dance』。Ja Ruleの『Rule 3:36』は依然8位をキープ。先週2位で初登場最高位を飾ったコンピレーション・アルバム『WWF The Music Volume 5』は9位へダウン。今週のトップ10最後を締めくくっているのは、Lenny Kravitzの『Before These Crowded Street』。

初登場の注目アルバムは、ラッパー、Silkk The Shockerの『My World, My Wa』が12位、10代のカントリー・シンガー、Jessica Andrewの『Who Am I』が22位、A-Teensの『Teen Spirit』が52位、Ricky Martinの新しいコンピレーション『La Historia』が83位となっている。

Jason Gelman、ニューヨーク
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