全米アルバム・チャート、デイヴ・マシューズ・バンドが7枚連続の1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、デイヴ・マシューズ・バンドの約6年ぶりの新作、9枚目のスタジオ・アルバムである『Come Tomorrow』が初登場で1位に輝いた。これで、サード『Before These Crowded Streets』(1998年)から7枚のスタジオ・アルバム全てが初登場で全米No.1を獲得したことになる。
◆デイヴ・マシューズ・バンド画像
『Come Tomorrow』のトラディショナルなアルバム・セールスは28万5,000枚をマークし、トラディショナルなアルバム・セールスという点では、ジャスティン・ティンバーレイクの『Man Of The Woods』(24万2,000枚)を破り、現時点で2018年最大のウィークリー・セールスを記録した。また、ロック・アルバムとしてはコールドプレイの『Ghost Stories』(2014年 38万3,000枚)以来の高セールスだという。
ストリーミング等を合わせると、『Come Tomorrow』(29万2,000ユニット)はポスト・マローンの『Beerbongs & Bentleys』(46万1,000ユニット)、J・コールの『KOD』(39万7,000ユニット)、ジャスティン・ティンバーレイクの『Man Of The Woods』(29万3,000ユニット)に次ぐ、今年4番目に最多のウィークリー・セールスとなる。
今週はトップ3が新作で占められ、2位にはカニエ・ウェストとキッド・カディのコラボ、Kids See Ghostsのセルフ・タイトル・デビュー・アルバムが、3位にはカントリー・シンガーDierks Bentleyの9枚目のスタジオ・アルバム『The Mountain』がチャート・インしている。先週1位に初登場したカニエの『ye』は5位に後退した。
Ako Suzuki