レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがエミネムを支持

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Rage Against The Machineは常に言論の自由のために闘ってきた。2月21日(水)の夜にグラミー賞に出演したEminemの周辺で起きている論争も例外ではない。

彼らはセレモニーに出席し、“Guerrilla Radio”でBest Hard Rock Performance(ベスト・ハードロック・パフォーマンス)を受賞した。バックステージでベーシストのTim Cは、Eminemを取り囲む非難について思っていることを語った。
「どんなときにも、黙らせたい人というのはいるもんだ。だから音楽があるんだよ。本当に言論が自由かどうかテストして確かめるんだ。Eminemはそれだけの価値がある。ガールフレンドを殺すとか、そういうことは別にして、みんなに知ってもらう価値があるんだ。彼がそこで誰も聴きたくないようなたわごとを言っているんだということを知るべきで、それが重要なんだよ」

Rageのギタリスト、Tom MorelloはEminemが言っていることのすべてに賛成というわけではないが、口を挟んで次のように言った。
「言論の自由に関しては2つの立場しかない。賛成か反対かだ。俺たちは賛成だ」

21日(水)のイベントの前日にゲイとレズビアンの権利団体、Gay & Lesbian Alliance Against Defamationは、Eminemの詞は女性嫌悪的でゲイとレズビアンに対して暴力的だと抗議し、デモを行なった。

Darren Davis
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