U2がニューヨークで今年最後のライヴ

ポスト
12月5日(火)、U2がニューヨークのIrving Plazaでライヴを行ない、熱烈なファンとのひとときを過ごした。この夜、U2はRamonesの“I Remember You”やWhoの“Won't Get Fooled Again”のカヴァーを含む14曲を演奏した。

このライヴはスポンサーである地元のラジオ局で放送された。ほとんどのマスコミは取材での入場を断られたため、チケットの入手に必死。その仕返しなのか、New York Post紙がステージを“そのへんのアイドルグループのように作り物くさい”と書くなど、ニューヨークの新聞のライヴレポートはこぞって酷評だった。

ライヴでは、ヴォーカルのBonoが“All That You Can't Leave Behind”を亡くなったINXSのヴォーカリスト、Michael Hutchenceに捧げたり、“Desire”をSmashing Pumpkinsの解散やZack De La RochaのRage Against The Machineからの脱退に結び付けるなど、印象的な場面が何度かあった。

有名人もたくさん会場を訪れており、Billy Corgan、GarbageのShirley Manson、Beastie BoysのAdam Yauch、Christy Turlington、CorrsDepeche ModeのMartine GoreとDave Gahan、Cindy Crawford、Zack De La Rocha、Tom Cruiseなどの姿があったと伝えられている。

演奏曲リスト:

“Beautiful Day”
“Elevation”
“Stuck In A Moment (You Can't Get Out Of)”
“I Remember You”
“New York”
“I Will Follow”
“Desire”
“The Ground Beneath Her Feet”
“Mysterious Ways”
“One”
“All I Want Is You”
“Bad”
“11 O'Clock Tick Tock”
“Won't Get Fooled Again”

Darren Davis、ニューヨーク
この記事をポスト

この記事の関連情報