U2の新作はモータウンの影響を大きく受けている、とBonoが語る

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U2の待望のニューアルバム『All That You Can't Leave Behind』が10月31日に発売された。このアルバムはRolling Stone誌で5つ星、Entertainment WeeklyでA評価と、大部分の雑誌で最高の評価を受けている。U2は『Achtung Baby』『Zooropa』 『Pop』、そしてPassengersとしての密かな冒険など、テクノロジーをふんだんに導入した'90年代を経て、新作では原点に戻った逞しい歌唱技術により大きな賞賛を得たようだ。

ヴォーカルのBonoは、レコーディングの際にクラシックアーティストのBeatlesRolling StonesClashなどから多くの影響を受けたと言う。
「僕たちはTamla-Motownのことを考えた。(プロデューサーの)Brian EnoはBBC4でTamla-Motownのドキュメンタリーを聴いた。そこで、多くの曲や小規模なレコーディングでどうやって時間を費やすかが分かった。オーケストラや管弦楽団を使えば収録時間は高くつく。でも、僕たちはそれをした。すごく旧式な方法だけど、アレンジは結構モダンなものもあって、現代に即している。かなりの部分でBrill Building系のアプローチをしている」

記:Gary Graff、デトロイト
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