クリード、ベーシスト脱退

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 Creedのベーシストであり、オリジナルメンバーのBrian Marshallが“個人的及びプロとしての相違”により、大規模な北米ツアー目前にして、バンドを脱退することとなった。

 両者とも脱退は“友好的”なものとしており、8月9日、バンドとMarshallの連名での脱退発表が出された。
“Creedは、バンドの成功においてBrianの果たしたくれた役割に感謝すると共に、彼のこれからの成功を祈っています”
また、両者は、“すでにレコーディング済みで発表されていない音源に関しての彼(Marshall)の関わり方についての条件等について話し合っている”としている。

 8月11日(金)にシカゴより始まるツアーには、Virgosのベーシスト、Brett Hestlaがサポートとして加わることになっている。バンドとしては、現時点では正式な新ベースプレイヤーを探すことはしないとしている。

 Marshallは、バンドの中でも最もはっきりモノを言うタイプであった。今年初めには、Creedがよく比較されるPearl JamのEddie Vedderをけなして、ひと騒動を起こしていた。Marshallは、アーティストは自分達の作品に責任を持たなければならないとLAUNCHに語っていたこともある。
「バンドはたくさんの人に影響を与える力を持っているんだ。自分の音楽を何百万人もの人に聞いてもらうことが出来る立場にいるのなら、なんで否定的なものではなく、前向きのメッセージにしないのか」と言う。
「なんでもいいけど。“ドラッグをやれ、失せろビッチ! かあちゃんなんかクソくらえだ”なり、なんなり。個人的には、そんなんでどうして前向きになれる奴がいるのか分かんないけど。まあ、いろんな奴がいるからね」

 Creedの『Human Clay』は、現在500万枚以上売り上げており、ビルボード誌のアルバムチャート入り45週目となる8月第一週では6位を記録している。

記:Neal Weiss、ロスアンジェルス、Darren Davis、ニューヨーク
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