ブルース・スプリングスティーンの新曲はAmadou Diallo射殺事件から

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 ロックの巨匠Bruce Springsteenの新曲は、昨年ニューヨークで射殺されたアフリカ移民のAmadou Dialloの事件をもとに作られている。

先週6月4日(日曜日)に行われたコンサートで、SpringsteenとE Street Bandは、新曲「American Skin(41 Shots)」を初披露した。その曲で、Dialloの名前は直接歌われてないが、“41発、41発”と何度も繰り返す部分がある。警官に撃ち込まれた弾丸の数だ。Dialloは身分証明書の入った財布を取りだそうとしたところ、銃と間違えられ複数の警官に射殺された。射殺した警官は、法廷で誤認を主張した弁護士のおかげで刑事責任を逃れたが、社会的議論が巻起こっており、民事及び連邦事件として今後責任を追及される。

Springsteenは6月12(月曜日)から7月1日の間ニューヨークのMadison Square Gardenで10日間のコンサートを行なう。なお、そこでこの曲が演奏されるかどうかは未定。

記:Bruce Simon、ニューヨーク
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