リンプ・ビズキットのFred Durstの暴力事件、ほぼ解決

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 セントポールのRamsey裁判所の広報官は、セントポール市弁護士が、Limp BizkitのFred Durstに対する第5級暴行罪での起訴を取り下げた事を認めた。被害者Pat Estesが訴えた民事事件のほとんどの内容が、示談となった事を受けて、その翌日の5月5日、刑事起訴が取り下げられた。この事件は、''99年7月にミネソタ州、セントポールで行なわれたコンサートで、Durstが、警備員であるEstesを蹴ったとされている。

 Durstと彼の弁護士は、Estesの訴えを示談に持ち込めたが、まだ、法的に解決しなければならない事が残っている。Estesの弁護士Mark Lundは、刑事及び民事事件はつながっていて、Ramsey刑事裁判所は民事裁判のほうで示談になった事に満足し、刑事的には軽犯罪のこの起訴を取り下げたとLAUNCHに語った。傷害補償として、怪我及び精神的苦痛に対する賠償、休職中の収入補償について、話し合われたという。事件の後、保険処理サービスが代わりに労働者補償金を払っており、保険会社、East Lansing Insurance Companyが今までEstesに対し、支払った金額をDurstから回収しようとしている。Lundによると、その金額は現時点で4万5千ドルで、Estesへの支払いはまだ続けられている為、金額は増えていくという。両者は、現在、双方で納得のいく賠償金額の合意にむけて話し合いを続けているという。

 犯した事件にDurstは反省を示しているかと聞いてみたところ、
「それは全くない。謝罪をした事は一度もないし、反省の色を示すような事もまったくない」という答えが返ってきた。

 事件が起こった時、Durstは、Estesのことをファンだと思ったと言っている。セントポール警察の広報官Michael Jordanによると、Durstは、事件の後、ショウを中断して観客に向かい「バカ警備員の頭に蹴りを入れてやったぜ」と言ったという。
LAUNCHがJordanに詳しい話を聞いてみた。
「Durstは、警備員が2人のファンにやられてると思って、その男の頭を2度蹴ったというが、その後、彼はコンサートをわざわざ中断して、“バカ警備員の頭に蹴りを入れてやったぜ”と観客に向かい言っている。彼が警備員をファンだと思った、ということはないというのは、明らかである」

記:Darren Davis、ニューヨーク
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