【ライブレポート】かつしかトリオ、全国7公演のツアー<ウチュウノアバレンボー(仮)>を始動

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カシオペアの初期元メンバーでもある櫻井哲夫(B)、神保彰(Dr)、向谷実(Key)の3人で構成されたかつしかトリオが、バンド名由来の地:葛飾から全国ツアーをスタートさせた。

全国7会場にて開催される全国ツアー<ウチュウノアバレンボー(仮)>の初日公演となった9月28日のかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールでのライブは、9月11日にリリースされたフルアルバム『ウチュウノアバレンボー』を携えての公演となった。


3人の生演奏を待ち望んだ往年のファンから若者まで1,300人のオーディエンスが集結、ツアータイトル通り、ステージ上はスペーシーな装飾と照明演出がなされ、この日のために新調した真っ白な衣装を纏ったメンバーが登場すると、大きな歓声が沸き起こった。「大人気ないオトナの音楽が宇宙へ飛び出す」というテーマ通り、演奏曲は超絶技巧を要する曲ばかり。それでも細かいパッセージも逃さない卓越したスキルとパワフルな演奏でオーディエンスを歓喜へと誘っていく。







最新アルバム『ウチュウノアバレンボー』収録曲のほか、2023年にリリースしたデビューアルバム『M.R.I_ミライ』からタイトル曲「M.R.I_ミライ」や「柴又トワイライト」などファン必聴の楽曲を披露、向谷実は「今回のコンサートツアーのご案内は “ウチュウノアバレンボー(仮)” となっております。今日のお帰りの際には(仮)が取れたなって思っていただけることを願って、1日皆さんと盛り上がっていきたいと思います」と開会宣言。神保彰は「かつしかトリオの聖地、かつしかシンフォニーヒルズから3回目の全国ツアーをスタートできるのはひとえに皆さんのおかげです。存分に暴れていきたいと思います」と感謝を伝え、櫻井哲夫は「僕たちは20代の頃からの音楽仲間なので、音楽に向かうとついついその頃の気持ちで作ってしまいます。結果 “若々しい音楽” ができたのではないかと思います。そうです!老い知らずのパワーでやっています」と笑いを誘うなど、3人それぞれのトークで会場を和ませた。

ツアーは今後、大阪・なんばHatch、札幌・共済ホール、名古屋・中日ホール、京都・テルサホール、福岡・JR九州ホール、そしてツアーファイナルで追加公演となる東京・東京国際フォーラム ホールCまで6都市6公演が予定あれている。


<かつしかトリオ LIVE TOUR 2024 ウチュウノアバレンボー(仮)>

9月28日(土)東京 かつしかシンフォニーヒルズ
10月5日(土)大阪 なんばHatch
10月20日(日)北海道 札幌 共済ホール
11月4日(月・祝)愛知 名古屋 中日ホール
11月9日(土)京都 京都テルサホール
11月10日(日)福岡 JR九州ホール
追加公演
11月26日(火)東京 東京国際フォーラム ホールC
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