谷山浩子、ピアノインストアルバムの決定版が本日発売。毎年恒例＜谷山浩子・猫森集会 2024＞も9/20からスタート

谷山浩子本人による選曲と演奏のセルフカバー・インストアルバムの最新作『タニヤマヒロコノピアノアルバム』が本日発売された。

谷山浩子のピアノインストアルバムは、1990年代半ばからコンサート開演前用のBGMとして谷山浩子本人のピアノ演奏音源を流していたところファンの間で好評となり、作品化をリクエストする多くの声に応えて2004年に第1弾となる『Mezzo Piano』を発売。インストアルバムとしては異例の1万枚のセールスを上げた。その後も“続編”を望む声が多く寄せられ、今年20年ぶりとなる新作の発売となった。


今作は「テルーの唄」（スタジオジブリ映画『ゲド戦記』挿入歌）や「そっくりハウス」「しっぽのきもち」「まっくら森の歌」（NHK『みんなのうた』）などの代表曲や、「うさぎ」「森へおいで」など52年に及ぶキャリアの中から谷山浩子がセレクトした楽曲を収録。ボーナストラックとして、メロディーと伴奏がダビング録音された人気曲「風になれ～みどりのために～」「冷たい水の中をきみと歩いていく」の2曲を加えた全25曲の作品となっている。

さらに特典CDとして、デジタル・リマスター技術で輝きを増した前作『Mezzo Piano』（2004年発売）のリマスター盤をバンドル。CD2枚組全46曲収録の、谷山浩子ピアノアルバムの決定版となった。ブックレットには谷山浩子本人のメッセージや、ディレクター“ジョニー”からのレコーディング時のエピソードを掲載。

WEBで公開中の公式試聴トレーラーでは、「テルーの唄」や「まっくら森の歌」、そして「うさぎ」「森へおいで」「月を誘う」「岸を離れる日」、ボーナストラックから「冷たい水の中をきみと歩いていく」他、10曲を少しずつ聴くことができる。谷山浩子しか弾くことのできない“歌と並んで歩くピアノ” を心からゆっくりと体感していただきたい。



タワ―レコード新宿店では、本作の発売を記念してキャンペーンを開催中。タワーレコード新宿店限定のオリジナル特典「コラボ・ポスター（B2サイズ）」「本人コメント入り試聴トレーラー動画」「メッセージ入りレシート」「メッセージノート」などの限定特典に加え、スタッフお手製のフライヤー配布なども実施される。

「コラボ・ポスター」は今年6月に横浜で行われた＜谷山浩子 Billboard Live」のライブ写真を使った新宿店限定のポスターとなっている。さらに旧譜キャンペーンも同時に開催。旧譜特典も新宿店とコラボした特製の限定「ポストカード」となっている。こちらにはランダムで本人の直筆サイン入り。


そして本作の発売に合わせて、毎年恒例のコンサート＜谷山浩子・猫森集会 2024＞が9月20日から3公演開催。9月20日のAプログラムではシンガーソングライターの沢田聖子、9月22日のBプログラムではドラマー、玩具楽器演奏家のイトケンをそれぞれ迎えてコンサートを、9月23日のCプログラムではFM調布「谷山浩子ノセカイ」のパーソナリティ袴田荘之介を迎え、同番組の公開録音も兼ねたトークショーと、谷山浩子の世界を多方面から感じられる聴きごたえ満載のプログラムを用意しているという。

それに続き10月からは大阪、仙台、名古屋、東京をまわる4公演の＜谷山浩子 ソロライブツアー2024＞の開催も決定している。




◆谷山浩子 オフィシャルサイト