【俺の楽器・私の愛機】1671「邪道上等!唯一無二なギター」

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【Ibanez RGR620 OL】(広島県 SHELL 42歳)


No.1426では掲載して頂きありがとうございます。

<イメージ>
前作よりも『風化・腐食』した、アウトローな雰囲気を狙いました。

<基にしたギター>Ibanez RGR620 OL
23年前に中古(2万円)で購入。良い感じに音が枯れているかも?

<ピックガード>
板金工場で切り出してもらった鉄板を腐食させて…と言うのは大ウソで(汗)、プラスチック製の汎用品を金属調+錆風に塗装したものです。

金属ピックガードだと、ハイ落ちして求める音色が得られなかったので、プラスチック製に変えて見た目と音色の両立を狙いました。

錆びた鉄の質感を得るための凹凸加工や、塗料に砂を混ぜたりして雰囲気は得られたかと思います。

<ピックアップ(PU)>
元のH-HからS-S-Hに変更。

フロントPUは、シングルPUにダミーをくっつけたハムモドキで、手に入れたピックガード(H-S-H仕様)に対して強引に見た目を合わせました。

ちなみにフロントPUとセンターPUがfender Texas specialで、リアPUがdimarzio FRED。

<ブリッジ>
フロイドローズをフローティングせず、あえて固定しています。

<サウンド>
Youtuber『Sean Mann』の音色を目指して制作。自己満レベルですが納得いく音色が得られました。

またミニSWでPUどうしを並列→直列に切り替えて、繊細なシングルサウンドから→パワフルなハムサウンドに切り替わる二面性を持たせています。

<最後に>
邪道な加工を重ねた罪で逮捕されそうな仕様ですが、エレキギターは素の音を加工して使うすることが常識的な楽器ですのでご容赦頂けると幸いですm(_ _)m




   ◆   ◆   ◆

どえらいカッコいいな。ピックガードの塗装には「凹凸加工や、塗料に砂を混ぜたり」なのね。なるほど。そういうアイディアや工夫・スキルがあって初めてこのクオリティになるんだよなあ。そりゃそうだよなぁ。もう数十年前になりますが、私もサイバーパンク的なサビサビなルックスになったら超絶かっこいいと思い立って、衝動的に東急ハンズでサビ風塗料を買い、ピッカピカのYAMAHA SG3000にそのままペタペタと塗りまくったことがあります。最初はボディだけだったのですが、なんかピンとこないなとネックから指板やらピックアップにまでありとあらゆるとことに塗りたくり、ただの超絶汚いルックスになっただけで、大泣きしたことがありました。そう、こんな感じにしたかったんだよ。「むちゃくちゃ」と「むちゃくちゃ風」は違うんですよね(泣)。(BARKS 烏丸哲也)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

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