英国の音楽賞<マーキュリー・プライズ2024>の候補作品発表
英国の音楽アワード、マーキュリー・プライズの2024年度の候補作品が発表された。
1992年に設立されたマーキュリー・プライズは、ジャンルを問わず、英国/アイルランドのアーティストにより制作されたアルバムを対象とし、最優秀作品1枚が選出される。無名のアーティストが受賞することも少なくない。
2024年は以下の12作品がノミネートされている。
Barry Can’t Swim『When Will We Land?』
BERWYN『WHO AM I』
ベス・ギボンズ『Lives Outgrown』
キャット・バーンズ『early twenties』
コリーヌ・ベイリー・レイ『Black Rainbow』
チャーリー・XCX『brat』
CMAT『Crazymad, For Me』
corto,alto『Bad With Names』
English Teacher『This Could Be Texas』
Ghetts『On Purpose, With Purpose』
ニア・アーカイヴス『Silence Is Loud』
ザ・ラスト・ディナー・パーティー『Prelude To Ecstasy』
受賞作品は、ミュージシャン、音楽ジャーナリスト、DJ/プレゼンター、プロデューサーらから成る審査委員会により選出される。
授賞式は9月(日時は今後発表)に開催予定で、英国の公共放送局BBCから放送される。
過去10年では、ヤング・ファーザーズの『Dead』(2014年度)、Benjamin Clementineの『At Least For Now』(2015年度)、スケプタの『Konnichiwa』(2016年度)、サンファの『Process』(2017年度)、ウルフ・アリスの『Visions Of A Life』(2018年度)、デイヴの『Psychodrama』(2019年度)、マイケル・キワヌーカの『Kiwanuka』(2020年度)、アーロ・パークスの『Collapsed In Sunbeams』(2021年度)、リトル・シムズの『Sometimes I Might Be Introvert』(2022年度)、エズラ・コレクティヴの『Where I’m Meant To Be』(2023年度)が受賞してきた。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
全英アルバム・チャート、デヴィッド・ギルモアの最新作『邂逅』が初登場1位
全米アルバム・チャート、サブリナ・カーペンターの『Short n’ Sweet』が2週連続1位
洋楽を身近に感じさせてくれるYouTubeチャンネル「Honey Lyrics」
全英アルバム・チャート、オアシスの『Definitely Maybe』が30年ぶりに1位
全米アルバム・チャート、サブリナ・カーペンターが最新作『Short n' Sweet』で初の1位
全英チャート、サブリナ・カーペンターがアルバム1位とシングル1~3位を独占
全米アルバム・チャート、ポスト・マローン初のカントリー・アルバムが初登場1位
全英アルバム・チャート、ポスト・マローンの最新作『F-1 Trillion』が初登場1位
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの最新作が非連続15週目の1位