全米アルバム・チャート、エミネムの最新作が初登場1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、エミネムの最新作『The Death of Slim Shady (Coup de Grâce)』が初登場で1位に輝いた。エミネムの全米1位は、スタジオ・アルバムはサード・アルバム『The Marshall Mathers LP』(2000年)から10作連続、それにベスト盤『Curtain Call – The Hits』(2005年)が加わり、通算11作目となった。英国でも同じことを成し遂げている。
アメリカにおける10作は、ザ・ビートルズの19作、ジェイ・Zとテイラー・スウィフトの14作、ドレイクの13作に次ぐ4番目に最多で、ブルース・スプリングスティーン、バーブラ・ストライサンド、Ye(カニエ・ウェスト)と同数となった。
2位には、韓国出身のボーイズ・グループ、ENHYPENのニュー・アルバム『Romance: Untold』が初登場。2023年にリリースしたミニ・アルバム『Dark Blood』と『Orange Blood』の4位を上回り、全米における最高位をマークした。
3位には、カントリー・シンガー、ザック・ブライアンの最新作『The Great American Bar Scene』が先週の2位から1ランク・ダウンし、先週まで12週連続でトップだったテイラー・スウィフトの『The Tortured Poets Department』は4位に後退した。
今週はトップ2作ほか、シンガー・ソングライター、クレイロのサード・アルバム『Charm』が8位、カントリー・シンガー、Megan Moroneyのセカンド・アルバム『Am I Okay?』が9位に初登場している。ふたりとも、初の全米トップ10ヒットとなった。
Ako Suzuki
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