【イベントレポート】BOYNEXTDOOR、日本デビュー「みなさんにお会いできて本当に嬉しいです!」

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韓国6人組ボーイズグループBOYNEXTDOORが7月10日、日本1stシングル「AND,」で日本デビューを果たした。記念すべきデビュー当日、六本木ヒルズアリーナで同作発売を記念してショーケースを開催。抽選で選ばれた大勢のファンが見守る中、メンバーは日本で本格的に活動できる喜びを伝え、気合の入ったパフォーマンスを繰り広げた。

◆BOYNEXTDOOR 画像

BOYNEXTDOOR は2023年5月に1stシングル「WHO!」で韓国デビュー。グループ名に込めた“隣の少年たち”が“親しみやすく、自然な魅力で人々の心に寄り添っていく”という意味の通り、誰にでも愛されるキャラクターとポップなサウンドで、デビューから112日目にして1st EP『WHY..』が米国ビルボードのメインアルバムチャートにランクインするなど、短期間で注目を集めた。

また、賞レースにおいても評価が高く、さまざまな韓国の賞を受賞。『2023 THE FACT MUSIC AWARDS』のホッテスト賞や『Melon Music Awards 2023』のグローバルライジングアーティスト賞を筆頭に8つの賞を獲得している(2024年1月時点)。今回のショーケースにも多くのメディアが詰めかけた。


イベント開始時間になり、司会の古家正亨の呼びかけでBOYNEXTDOORが颯爽と登場。すると歓声があちこちから湧き上がる。いずれのメンバーも充実した表情に見えるのは、新たな第一歩を歩き始める高揚感や程よい緊張感があるからだろう。

マスコミ向けのムービーとスチール撮影を終えた彼らは再びステージ中央へ。まず挨拶代わりにと披露したのは、日本1stシングル「AND,」のオープニングを飾る「One and Only(Japanese Ver.)」だ。レゲエテイストをにじませる涼しげなサウンドと軽やかなステップは、日差しがまぶしいこの時季によく似合う。ナチュラルな日本語で歌われる今回のバージョンは新鮮さがあり、会場にいたONEDOOR(公式ファンダム名)はこのパフォーマンスだけで十分満足したに違いない。




汗をふく時間もあまりないまま次に始まったのは、同じく「AND,」に収められたタイトル曲の「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」だ。6月19日に行った同曲先行配信&リスニングパーティーでは、メンバー全員がサプライズで現れ、リアルな歌と踊りで場を盛り上げたが、今回見せたしなやかなダンスや勢いのあるセルフSped-upはよりパワフルになり、輝いていたように思う。

「みなさんにお会いできて本当に嬉しいです!」とここでトークタイムへ。元気いっぱいのメンバーは、日本のONEDOORと直接触れ合える喜びを次々と口にする。司会者とのやりとりでは、日本での活動に対する意気込みや目標を語り、「AND,」のために日本で撮影した写真やレコーディングに関するエピソード、日本で気に入ったものなども紹介。会場内は穏やかな空気になり、同時に祝祭ムードも高まっていった。




短くも充実したイベントは早くも終わりへ。会場に駆けつけてくれたONEDOORに感謝の言葉を述べたメンバーは、ラストナンバー披露の準備のために一度バックステージへ戻った。司会者のトークを挟み、再び舞台に立つと、今度は「AND,」の最後に収録されたナンバーで日本オリジナル曲の「GOOD DAY」を熱唱。ソフト&メロウなトラックと瑞々しいボーカル、そしてイージーリスニング的な魅力を振りまいたステージングは、一音一音が心地よい。イベントのハイライトだったと言えるだろう。

この「GOOD DAY」パフォーマンスは、BOYNEXTDOORからONEDOORへのサプライズプレゼントとして、観客も写真や動画撮影ができることに。SNSへのアップも可能ということで、ショーケース終了直後にネット上に彼らの話題があふれ、日本1stシングル「AND,」の情報が拡散された。


また、7月10日午前0時に公開した「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」ミュージックビデオのフルバージョンは、シャープでユーモラスな演出と構成が話題を集め、驚異的なスピードで再生回数を伸ばしている。

(P)&(C) KOZ Entertainment.


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